チョイスかわら版

NHKで放送されているチョイスの特集を記事にしています。

関節リウマチ早期発見のポイントは?生物学的製剤が注目されている

健康関連の番組の最新情報がこのサイトに

あるので、よかったら覗いてみてください

文章は下手なとこあるけど、わかりやすく伝えようと

しているとは思います(笑)

健康関連番組の紹介ブログ

2017年10月14日放送のチョイス、今回は
関節リウマチについての特集です
20代でも関節リウマチを発症する可能性が
あるとのこと、女性に比較的多い疾患ですが
一体どうして関節リウマチになってしまうのか?


目次

関節リウマチって?

リウマチの発症年齢ですが、40代と50代が多い
しかし20代、30代も若干多い
関節リウマチを患うと、どのような症状が
出てくるのでしょうか?


67歳の女性、深刻な関節リウマチを患っている
手の形がリウマチの影響で変形しています
異変が現れたのは40代前半の時
体中が痛く、食事の準備をしたら手を動かない
痛みに耐えきれず病院へ行くと、腱鞘炎と
言われました。


治療は10数年続けたが、痛みが治まることはなかった
その後、声帯やマッサージ、リウマチに良い食材
などを試したのですが、思う様な効果は得られず・・・


更に痛み以外の症状が出てきた、手が変形してきたのです
この時に関節リウマチと診断されました。


関節リウマチは滑膜という部分に炎症が
おこる病気、免疫細胞の誤作動で炎症を
起こしてしまう、細胞が悪者でもない
滑膜を攻撃してしまうのです。


長期間患っていると、骨の変形がおこる
段々と骨が破壊されていくからです。


女性は日常生活のちょっとしたことでも
影響が出るようになった、お皿洗いや洋服の
着脱などが簡単にできなくなった。


関節リウマチになりやすい体質なのですが
これはあるきっかけで関節リウマチに
なる事があり、例えば外的要因
外傷や喫煙、歯周病や妊娠出産などを
経験し患う事がある。


患者の8割は女性、男性も2割程度患う人がいる
また関節リウマチで手などが変形してしまうと
もう二度と元に戻ることはありません
ひどくなると、人工関節などを取り付ける事もある


しかし現在では関節リウマチの進行を止めることは
出来るようになってきている
治療を早くすればするほど、寛解に近づく事ができる


関節リウマチ、早期発見のチョイスとは?

37歳の女性、関節リウマチの早期発見が出来たのです
およそ10年前、肩がずっと痛くストレッチをしたら
肩が自分の力でおろせなくなって痛みが出た。


その翌日病院へ行くと痛みの原因はわからなかった
レントゲンにも何も映らなかったそうです
痛み止めの注射を打ち仕事へ行きました。


そして数週間が過ぎた頃、手首に痛みが出だした
手首に熱を持ち、涙が出るくらい痛みが続いた。


女性が選択したのは血液検査、そして医師も
関節リウマチを疑っていたので、早期発見につながった
抗CCP抗体、というのが検出されると
関節リウマチの可能性が高いと言われている。


発症から3ヶ月だったので、早期発見の部類に入り
投薬治療を行っている、痛みもほとんどでなくなり
痛みが出るのは運動した時くらいになったそうです。


関節リウマチの検査ですが、最初は問診から
はじまり、触診をしてどこの関節が腫れているか
等を確認しX線の検査を行います。


そして血液検査、CRP(体内の炎症の強さを調べる)
赤沈、リウマトイド因子、抗CCP抗体を調べる
女性は抗CCP抗体が陽性だったので
関節リウマチの可能性がかなり高い
なので早期発見につながった
更に関節超音波検査
というのも検査に導入されている。


また、早期発見に大切なポイントとして
手のこわばりがある、指を曲げたりする時に
力がいる、30分~1時間程度かかって
こわばりが取れてくる。


関節リウマチには
・手足の関節に多い
・背骨にはほとんどない
・指の第一関節にはほとんどない

という特徴があります。


手首、肘、肩、股関節、膝、足首などにも
症状が出る事があります。


関節リウマチの薬ですが、痛み止めの
消炎鎮痛剤やステロイド、抗リウマチ薬として
メトトレキサートがあります
このメトトレキサートが投薬治療の中心と
なっています、治療の期間は
1ヶ月から2ヶ月かかると言われている。


また関節リウマチの症状が楽になってきたから
といっても薬をやめる事が出来ない
飲み続ける必要があります。


あと薬はメトトレキサートだけしかないのでしょうか?
実は他にも薬はあるのです。


ある薬を使用し、関節リウマチを寛解?

71歳の女性、関節に痛みが出たのは50代の頃
すぐにリウマチだとは判断されなかった。


痛みは引くことがなく、暫くしてから
新たな病院へ行くと関節リウマチがわかった
そしてメトトレキサートを服用した
しかし思うような治療効果を得られなかった
足には関節リウマチの影響で変形が出てきた。


そこで女性が取ったチョイスは、生物学的製剤
というお薬を使う事にした、炎症の元と
なっているサイトカイン、生物学的製剤は
サイトカインとくっついて炎症を抑える役割がある。


それからというもの、症状が楽になり
好きだった運動を楽しむまでに回復しました


生物学的製剤は点滴か注射で体内に入れていく
これもずっと続ける必要があります
しかし費用が若干高く、3万円から5万円
かかるとのこと。


他にもバイオシミラーといい、生物学的製剤の
後発薬品のことをいいます、薬価は7割程度で済む
医療費支援制度を利用して、少しでも
費用を安く済ませる事も可能性としてはあるようです。


更に分子標的薬というのも使われている
リウマチで悪さをしているタンパク質を直接
抑える薬と言われています。


妊娠希望や妊娠中にはメトトレキサートなどの
お薬は服用することができません
なので出産した後に再び治療をする
という事を行います。


関節リウマチを患っていても運動はした方が
いいのか?病気を患うとどうしても関節をかばい
運動をしてはいけないと思ってしまいますが
関節の動きが悪くなったり筋力が低下する
寝たきりになる可能性も起こってくる
なので普段から運動をしていく事が重要


関節をできるだけ、いっぱいいっぱい伸ばす曲げる
痛くてもこれらはやったほうが良い
ただし腫れて熱を持っている場合は避ける。


働いていても肘を一杯まで伸ばしたり曲げたりする
という場面は少ないかもしれません、しかし
いっぱい曲げられない、伸ばせないということで
出来ないことも増えてくると言われています
顔を触ったり、頭を触ったり、この時肘は
いっぱい曲がっていますよね?なので関節リウマチを
患っていても動かすことは重要なのです。