チョイスかわら版

NHKで放送されているチョイスの特集を記事にしています。

大人のぜんそく、咳が2週間続くと疑おう、抗IL-5抗体薬という新薬も登場

健康関連の番組の最新情報がこのサイトに

あるので、よかったら覗いてみてください

文章は下手なとこあるけど、わかりやすく伝えようと

しているとは思います(笑)

健康関連番組の紹介ブログ

2017年11月4日放送のチョイス
今回は大人のぜんそくについての特集です
咳が2週間以上続く咳をしていたら
喘息が疑われることも。


目次

大人喘息とはどんな病気?

患者の数は117万人、大人が6割を占めていて
年間に1500名ほどが命を落とす
その9割が大人です。


77歳の女性、今から30年前に異変が・・・
風邪を引くときに咳が長引く
という事が起こったのです。


3ヶ月くらい咳だけは治らなかった
風邪が長引くにはおかしいと思っていた
明け方に咳が良く出ていたそうです。


疲れている時にも咳が出るように
そして息をする度に、ひゅーひゅー
という音が聞こえる。


そこで内科へ向かうと血液検査をした
その結果、好酸球値が高いので
喘息起こしている可能性があると
言われたのです。


更に大学病院で、胸部X線検査や
アレルギー検査を行った結果
喘息という事がわかったのです。


気管支が慢性的に炎症を起こしていて
刺激に過敏な状態となる。


その結果、気道が狭くなり
呼吸がしにくくなる、更にほこりなどの
刺激などで更に気道が狭くなり
息苦しくなり、呼吸が深く吸えなくなる。


喘息が初期の段階では、気道の粘膜の上に
うっすらと痰が出てくるのですが
この時には症状が出るわけではない。


ですが炎症はしている状態です
それが長く続くと、平滑筋が厚くなる
そして気道や気管支に刺激が加わると
更に狭くなり咳が出やすくなる。


わずかな空気の通り道で、ヒューヒュー
とかぜーぜーという音が出る
これを喘鳴といいます。


喘息には2つのタイプがある
・アレルギー性喘息
ダニやホコリ、ハウスダスト
ペットの毛、カビなどが原因で起こる。

・非アレルギー性喘息
風邪やインフルエンザ、汚れた空気
タバコやアルコール、ストレスなどが原因
更に、天候の変化、スポーツ
アスピリンなどでも喘息が起こる事も。


アスピリンというのは、解熱剤や鎮痛剤です
決して多くはないが、これがきっかけで
喘息を発症する人がいるんだとか。


大人は非アレルギー性が多い
子供はアレルギー性が多い

アレルギーかどうかは血液検査で調べる。


喘息の検査はどういうものがある?

肺機能を調べる、スパイロメーター検査
というものがある、掛け声に合わせ思い切り
息を吐いていく。


呼気NO検査、吐く息の中の一酸化窒素の
濃度を調べる、気管や気管支の炎症の
程度を調べます。


強制オシレーション法
音波を使い、気管や気管支がどれだけ
狭くなっているかを調べます。


血液検査でアレルギーを調べる
というものがあります。


大人のぜんそくの治療のチョイス

女性は薬での治療を選択しました
・気管支拡張薬
・抗アレルギー薬
・ステロイド薬

これらを服用しています。


しかし女性の場合、薬でも改善は
されませんでした、段々と
薬が増えていきました。


そこでさらにチョイス、それは
自分のぜんそくの記録を取る事でした。


薬や肺機能のデータ、これらを記録
することで、薬の追加や
どういう薬があうのかがわかってくる。


現在は吸入ステロイド
長時間作用性β2刺激薬
という薬を使用しています。


吸入ステロイドというのは通称
長期管理薬と言われております
ぜんそく症状の軽度から重度まで
幅広く使われている。


ステロイドの薬は症状によって変わる
アレルギーが原因のぜんそくの場合は
例えば、抗アレルギー薬の
ロイコトリエン受容体拮抗薬や、他にも
気管支拡張薬(ティオフィリン薬)
気管支拡張薬(長時間作用性β2刺激薬)
更に症状が重くなると
飲むステロイドを服用するという事になる。


これら吸入薬は副作用が少ないと
言われております。


吸入器にも種類があり
パウダー式吸入器のポイントは
強く息を吸って、3秒から5秒間息を止め
鼻からゆっくり息を出す


エアゾール式吸入器に関しては
使う前に良く振り、息を吐いて
息を吸うときに合わせてボタンを押す
息はゆっくり吸う


どちらの吸入器をした後も
うがいをするようにしましょう
口に薬が残っている場合があるため。


喘息の最新治療薬とは?

84歳の女性、大学生の頃に喘息の症状が出た
このぜんそくが縁となり、医師と結婚。


結婚後なぜか喘息の症状がなくなりました
しかし、女性の体の中にずっと潜んでいた
60歳近くになってから、再びぜんそくが
女性を襲ったのです。


その頃女性が良く服用していた薬は
飲むステロイド薬でした、しかし
効果があまり期待できなかったのもあり
酸素吸入器を持ち歩いて外出を
していたんだとか。


そこで女性はあるチョイスをした、それは
新薬で治療をすることです
抗IL-5抗体薬というもの
重症の患者さんに使用するそうです
1ヶ月に1回、注射をするとのこと
好酸球が多いタイプのぜんそく患者に
効果があると言われています。


その後は一度も発作は起きていません
現在は新薬を使用しながら
長期管理薬でのコントロールを行い
その結果、酸素吸入器を持ち歩く
必要がない位までになりました。


新薬は抗体製剤とも言われており
・抗IL-5抗体薬 メポリズマブ
IL-5という物質を阻害し、好酸球を
下げてくれるお薬

・抗IgE抗体製剤 オマリズマブ
IgEを阻害し、アレルギー反応を落とす薬
このように2種類あります。


全部やりつくして打つ手なし
という場合に、これらの薬は使われる
IL-5は月に17万円かかり
IgEの場合も2万円から36万円かかる


日常生活で出来る喘息対策(アレルギー性に限る)

43歳の女性、ぜんそくとの付き合いは4歳から!
薬で喘息をコントロールしてきました
薬の他にもやっていることがある
それは毎日の部屋の清掃です。


アレルギー性の喘息なので、ダニやほこりを
綺麗に取り除くことをしたのです
また布団にもダニやホコリは多いですよね
そこで行った対策は、薄い布団を重ねて使う
こうすることで簡単に掛け布団を
洗う事が出来ますよね、取り換えも簡単ですし。


そして布団の丸洗いも効果的
1週間に1回洗うようです、そしてマットレスは
丁寧に掃除機をかけます。


丸洗いした布団は天日干しをするのですが
ダニは50度以上にならないと死滅しない
なのでおススメは、コインランドリーにある
布団用の乾燥機にかけて乾かすのが良い
つまりはコインランドリーで布団を
洗うというのが良いですね


また夏の強い日差しがある場合は
布団を車の中に入れるのも効果的
車の中って高温になりますからね
最後に掃除機をかけてダニの死骸を吸い込もう。