チョイスかわら版

NHKで放送されているチョイスの特集を記事にしています。

狭心症の自覚症状って?治療にはステント治療やバイパス手術、投薬治療もある

健康関連の番組の最新情報がこのサイトに

あるので、よかったら覗いてみてください

文章は下手なとこあるけど、わかりやすく伝えようと

しているとは思います(笑)

健康関連番組の紹介ブログ

2018年2月12日放送のチョイス
今回は狭心症についての特集です


目次

狭心症の患者数は60万人もいる

症状もあるのですが、多岐にわたるので
判断がつきづらい場合がある
どういう病気なのか、理解しておきたいですね。


68歳の女性、7年前に異変が・・・
急に胸の痛み、圧迫感や
痺れるようなものが出てた


車を運転している時、台所にいてる時
上記の症状が出ていた、しかし
我慢をしてしまっていた。


その後も毎日のように続いていたが
水を飲むと痛みが数分で治まっていた


しかし4年前、激しい胸の痛みと共に
いつもと違う感覚に襲われた
それは、両あごの鈍痛、肩の重み等が襲ってきたのです。


痛みが治まった物の心配になり
病院で検査を受ける事に
まず問診をして、心電図検査を
受ける事にしました。


問診中に症状が出ないため、どういう
症状が出たのかという事を
伝える事はとても重要です。


そしてCT検査を受けて診断結果は
狭心症という事がわかった


狭心症というのは?

心臓に冠動脈という血管があり、そこが
そこが狭くなることで血液が十分に
行かなくなり様座な症状を引き起こす病気。


女性の場合、血管が狭くなっていた原因は
動脈硬化でした
しかも心筋梗塞の一歩手前の状況でした。


公立阿伎留医療センタ―の樫田光夫先生に
ここから話を伺う事に。


狭心症の典型的な症状というのは
・締め付けられるような胸の痛み
痛みは胸の真ん中で、胸全体が
痛くなっていく、という感じ。


・強い動悸、息苦しさ、冷や汗、吐き気
今まで感じた事のない強い発作は
危険なサインとなっている。


・持続時間は5分から10分ほど
数時間や1日痛むというのは狭心症
違うとのこと。


狭心症の関連痛というのは
肩や腕、歯、あご、背中などがある
脊髄の痛みを感じる神経が同じところを
通っていて、心臓が痛くても誤って
これらの部分が痛んでしまう事がある
これを放散痛といいます
狭心症は運動した時に発作が起こりやすい。


狭心症だと疑った際に仮に病院へ行くと
このような問診がある
・痛みの場所は?
・持続時間は?
・どういうときに痛むか?
・心臓病の経験は?
・血縁に心臓病は?
・大病の経験は?
・服用中の薬は?
・健康診断や人間ドックで注意されている事は?
・喫煙飲酒などの生活習慣はどうか?

これらの情報は全て狭心症に関係している。


検査には薬剤負荷心筋シンチグラム
という検査があり、これは薬を点滴してから
心臓の血流の分布を調べる。


狭心症の疑いが強くなると、更に詳しく
動脈硬化がどういう状態化を調べる
CT検査や血管造影検査を行う。


造影剤を使う際には、腎臓病がある人は
腎臓の機能を調べてから行うそうです
腎臓に大きな負担がかかるため。


先程の女性はどういうチョイスをしたのか?
ステント治療を選択しました、カテーテル
血管へ入れて狭くなっている部分を
バルーンで広げてステントという網目状の
ものを広げて血管を広げるというもの。


女性は治療を受けてから一年後、今度は
高頻度で胸の痛み、圧迫感
締め付けられる感じの症状
が出た。


病院で検査を受けたら、他の血管に
新しい狭窄が出来ていて、狭心症
引き起こしていた、再びステント治療を
受けて治まったそうです。


薬を服用して治療をする場合がある
動脈硬化型の場合、狭心症の薬は
・症状を予防する β遮断薬
動脈硬化を改善する スタチン PCSK9阻害薬
血栓を防ぐ アスピリンなど
・症状を鎮める ニトログリセリン

などです。


ステント治療は冠動脈に75%以上の狭窄が
ある場合に適用
されるとのこと。


ステント治療が出来ないケースもある
・たくさんの狭窄がある
・糖尿病などで血管が細い
・腎臓病などで血管が石灰化している

という人は難しいそうです。


こういう場合どうしたらいいのかというと
バイパス手術を行います
詰まっている血管のう回路を
作る手術のことを言います。


2つの治療の長所と短所、そして費用
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バイパス手術の入院期間は
半月から1ヶ月程度です。


気付きにくい狭心症とは?

69歳男性、建築関係の仕事をしている
狭心症が見つかったのは3年前
健康診断で頸動脈が狭くなっていた。


医師に心臓も検査をした方が良いと勧められ
狭心症がわかったのです。


当時、男性は自覚症状が全くなかった
そこで男性が行ったチョイスはステント治療
その後の検査では異常なし


狭心症の症状が現れにくいのは
・糖尿病
高齢
・腎機能が悪い

という事があると出にくいようです。


狭心症のもう一つの原因とは?

37歳男性、4年前から早朝5時頃
心臓の辺りに鈍痛を感じ目覚めていた
痛みは5分程度で治まり、その回数も
年に2回から3回程度だったので
病院へは行かなかった。


しかし1年前にいつもと違う痛みに襲われた
刺すような痛みというより
グーっと来る痛み、我慢するのがきつい位。


その日に病院へ行き心臓の検査を受けた
ところが心電図検査、超音波検査
CT検査、全て異常なし
だったのです。


どういうことなのか?
これは安静時狭心症だそうです。


動脈硬化で血管が狭くなるのではなく
血管自体がけいれんを起こして狭くなる
というタイプの狭心症でした。


このタイプはストレスが原因と考えられ
寝ている時などの
安静にしている時に出てくるので
安静時狭心症と言われている。


4年前から出ていた数分の痛み
これが狭心症のサインだったのです
就寝中の早朝に症状が出る事が多い。


男性はその後
血管を広げる力があるスタチンを服用し
症状を抑えています、万が一の時に
ニトログリセリンを処方されたが
1年ほど使う事はないという。


このけいれん型の安静時狭心症
日本人に発症する人が多いそうで
狭心症全体の約4割を
占めているとのこと
喫煙者や若い世代にも多い。