チョイスかわら版

NHKで放送されているチョイスの特集を記事にしています。

肺がんの最新治療法、免疫チェックポイント阻害剤と分子標的薬とは?

健康関連の番組の最新情報がこのサイトに

あるので、よかったら覗いてみてください

文章は下手なとこあるけど、わかりやすく伝えようと

しているとは思います(笑)

健康関連番組の紹介ブログ

2016年7月2日放送のチョイス、今回は肺がんの
最新治療法という特集。
早期発見では助かる見込みがある肺がん。
しかし治療が遅くなると予後の悪いがんでもあります。

 目次

 

 

喫煙者と非喫煙者では肺がんが出来る場所が違う

喫煙者の場合、器官の入り口の方でがんができやすいが
非喫煙者の場合は、肺の奥の方でがんが
できやすいといいます。

  

タバコを吸わないのに肺がんになった、83歳女性。
6年前に肺がん検診を受けると、右肺に影が・・・
精密検査を行ったら肺腺ガンという事がわかりました。

  

3㎝の大きさだったようで、なんと左肺にも
ガンが出来ていました、幸いにもどちらも
初期だったので手術で切除をしました。

  

でもどうしてタバコを吸っていないのにがんに
なったのかというと、未だ特定は出来ていない。
タバコの副流煙や、車の排ガスなど
要因は様々あります。

  

肺がんの症状として、せきやタン、血痰など
発熱胸痛、息苦しさなどがあります。
早期の内はほとんど症状が出ないので
咳が2週間以上治らない場合は、一度病院へ
行ってみるのがいいかもしれません。

  

検査は
・胸部X線検査
・喀痰細胞診
・CT検査
これらがメインとなっています。

  

タバコが原因の肺がん

63歳の男性、8年前からリウマチを患っている。
これをきっかけにタバコをやめました。
朝もウォーキングをしています。 

 

体調は良くなり、異変も感じませんでしたが
4年前に尋常ではない席に襲われました。
ぜんそくのような咳がでたとのこと。

  

3日後にかかりつけ医を受診したら影がうつり
翌日違う病院で検査をしたら肺がんと言われました。
詳しく調べたら扁平上皮がん、これは喫煙者に
多い肺がんといわれております。

  

4センチの大きさだったのですが、全て左肺を
取り除きました、しかしリンパ節に転移をしていて
全身に転移する恐れがあったため左肺全部を
切除するという事になったのです。

  

手術後は体力がなくなり苦労されましたが
そこへさらに抗がん剤治療を行っていたんですが
副作用がかなりつらく抗がん剤治療をやめました
それからは定期的な検査を欠かさず行うようにしました。
現在も元気に暮らしています。

  

肺がんの治療法

治療を決める5つの要素があります

 

・病期
・組織型
・遺伝子異常の状態
・体力
・気力

  

組織型というのは、非小細胞肺がんと
小細胞肺がんと分けられます、小細胞肺がんは
転移している可能性が高いため抗がん剤治療を
行うことが多く、非小細胞がんは
手術で治療をするという選択が多い。

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また進行度も重要、7段階ありまして
進行速度は人それぞれとなっています
どういう治療をしていくのかは、やはり医師との
長い時間をかけた話し合いをしないといけません。

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ステージの高い人に行う分子標的薬とは?

抗がん剤みたいなものですが、がん細胞を
ピンポイントで攻撃をするお薬です。

  

63歳女性、6年前に咳が出てきたんですが
病院には行きませんでした、その3か月後に
病院で精密検査を受けると、肺の扁平上皮癌が
見つかりました、ステージ3Aでした。
手術は難しく、抗がん剤と放射線治療をすることに。

  

その時はがんが小さくなって薬を飲むのをやめ
経過観察という事になりましたが、やはり1年半が
過ぎたころにがんが大きくなった・・・
(なんで経過観察になったんでしょうね?)

  

抗がん剤は耐性を癌細胞が持つため、同じ抗がん剤を
ずっと使う事が出来ない、なので4年間で薬を
4回変えて、副作用はひどくなる一方でした。
そして抗がん剤治療は打ち切られました。

  

これは女性はとてもショックでしたし、死を覚悟
していたそうですが、新たな治療を医師から
伝えられました、それはなにかというと
免疫チェックポイント阻害薬でした、ニボルマブです。
詳しい内容はこちらのサイトをチェックしてください。
免疫チェックポイント阻害薬、ニボルマブの効果は?

  

女性はその治療を受け、がんが小さくなったそうです。
消えるかもしれないという希望を持てたとのこと。