チョイスかわら版

NHKで放送されているチョイスの特集を記事にしています。

足の静脈瘤を治療するために血管を焼く!?

健康関連の番組の最新情報がこのサイトに

あるので、よかったら覗いてみてください

文章は下手なとこあるけど、わかりやすく伝えようと

しているとは思います(笑)

健康関連番組の紹介ブログ

2016年5月21日放送のチョイス、今回は
侮れない足の静脈瘤、脚に血が溜まると
足のむくみやだるさの原因となります、これを
解消するためにはどうすればいいのか?

 目次

 

人間と切っても切れない病気、下肢静脈瘤

62歳の女性、長い間足の静脈瘤と付き合ってきました。
30代からずっと足の静脈瘤ができてきて
それからは、足のだるさやむくみが出てくるように。

  

一番困ったのは血管がぼこぼこと出てくるのがとても辛かった事。
だけどそのままにしていました、しかしたまたま
皮膚科のお医者さんが足をみて、ひょっとしたら
血管の病気かもしれないと言われ
血管外科を受診、まず超音波エコー検査をしました。

  

検査したところ下肢静脈瘤が見つかりました。
足の静脈に血液が溜まり、コブのようになる
またこの静脈というのは等間隔で弁がついていて
これは血液を上にあげていくことをしますが
逆に下がってくるという事をさせないようになっている
弁の名称は、逆流防止弁と言われている。 

 

だけど下肢静脈瘤になると、静脈が膨らんで
弁が開いてしまう状態となり、血液が下がってきてしまい
おまけに老廃物がふくらはぎにたまっていき
むくみやだるさにつながるのです。 

 

発症割合が高い、10代からも発症することがあり
30代にもなると2人に1人位は発症すると言われています。

  

足の静脈瘤のタイプがあり 

・伏在型 一番問題のあるタイプで
むくみ腫れだるさなどを生じる 

・網目状 こちらは軽症タイプです

  

下肢静脈瘤になりやすい人は 

・長時間の立ち仕事をしている
・運動不足 肥満
・妊娠出産
・女性
・家族歴 

となっています。

  

妊娠すると血管が伸びていき、弁が閉まらなく
なってしまうためです。
しかし、出産すると良くなります。

  

だけど弁は壊れているので、何年そして何十年と経過
していくと下肢静脈瘤になってしまう。
足の静脈瘤は、命の危険がある病ではないので
進行させないようにだけしたいところです。

  

足の静脈瘤が見つかったら?

先ほどの女性はどういう選択をしたのか?
更なる悩みが出てきて、朝方にこむら返りを
起こすようになったのです、これで睡眠が
うまくいかなくなったりしていきました。

  

しかし女性はあるチョイスをして治療をしました。
それはレーザーファイバーという治療。
膨らんだ静脈を焼いてしまう血管内治療。

  

静脈に開けた小さな穴からレーザーファイバーを入れ
皮膚の下から位置がわかるように赤い光が
見えます、静脈にそって膨らんだ血管を閉じていく。
これはやがて消滅していきます。
僅か30分で治療は終了します。

  

手術後は歩いて帰宅することも可能です。
先ほどの女性もこの治療を受けました、しかしその後
数か月は弾性ストッキングをはかないといけない。

  

圧迫の強いストッキングで、下から上へ
血液を戻しやすくしてくれる効果があります。

  

これをして足のぼこぼことした血管が消えて
こむら返りもなくなりました。

  

血管って消滅しても大丈夫なのか?
血流は深部静脈という所が、8割を占めています。
静脈瘤が起こるのは、表面上の血管で
余り血流には影響を与えない静脈なのです。
費用は3割負担で5万円ほどで出来るとのこと。

  

足の静脈瘤のタイプで治療法は違い
伏在型は、先ほどの血管内治療を選択しますが
網目状は硬化療法という治療法を選択します。

  

血管を固めてしまう治療法で
血液を溜まらないようにする。
血液を止める液体は、体内に吸収されてしまいます。
費用は1回5千円となっています、もちろん保険適用。

 

弾性ストッキングって履きにくい・・・

簡単に弾性ストッキングがはける方法を紹介。

 

1 かかと部分を内側からつまむ
2 かかとの部分まで半分にひっくり返す
3 足先を広げかかとまで履く
4 足先の部分にあるストッキングを
  ふくらはぎからひざに向かって引き上げる

 

就寝中以外、履き続けてもいいようです。
弾性ストッキングで 

・静脈瘤が治ることはない
・症状の緩和進行再発の予防 

というものでしかありません、治療は病院で。

  

気づかずに治療が遅れてしまったケース

67歳の女性、青果店を営んでいます。
5年前、足のくるぶしの辺りがかゆくなり
温まった時はひどいかゆみになりました。 

 

我慢できず皮膚科へ、塗り薬での治療を始めました。
しかしかゆみが治まらない・・・・
結果、皮膚がただれ潰瘍になってしまいました。

  

楽しみだったお風呂も潰瘍の部分をつけることが
出来ませんでした、これが2年続きましたが
あるチョイスをすることに。

 

それは皮膚科の先生が静脈瘤じゃないか?といい
血管外科を受診し、右足に静脈瘤が見つかったのです。
静脈瘤が原因でかゆくなっていたのです。
うっ滞性皮膚炎が起こっていたのです。

  

静脈瘤の血管から様々な成分が漏れ出て
バリア機能が低下
そして皮膚にかゆみが出たりする
のです。

  

血管内治療を行い、その後はなるべく立たない
生活をして、次に足首を動かす体操をして
足に血液が溜まりにくいようにし、足を高くして
就寝するという事をするようにしました。
治療後1年ですっかり良くなったようです。

  

立ったままでもできます、つま先立ち体操で
何かにつかまり、ゆっくりとつま先立ちをします。
これを10回繰り返しましょう。
ゴキブリ体操というのもあります、横になって
手と足をぶらぶらと動かします、30秒やりましょう。
以上です。