チョイスかわら版

NHKで放送されているチョイスの特集を記事にしています。

首こりなどのトラブル、予防には筋トレやストレッチが大切

健康関連の番組の最新情報がこのサイトに

あるので、よかったら覗いてみてください

文章は下手なとこあるけど、わかりやすく伝えようと

しているとは思います(笑)

健康関連番組の紹介ブログ

2018年10月6日放送のチョイス
今回は首のトラブルの特集です
首の骨を頸椎というのですが
骨の数は7個もあります
ここには脊髄や血管などの大切な
ものがあります、首に異常が起きると
一体どうなるのか?


目次

首のトラブルは辛い・・・

32歳女性、20年にわたって首回りの
痛みに悩まされている
小学校の時に、肩甲骨にボールが
入っているような感覚で硬く
年に1度は背中に痛みを感じる事も。


それから時を経ても痛みは変わらず
大人になって新たな症状が出た
肩甲骨の裏に痛みが出てきて
だんだんと腕がしびれ
腕全体に痛みが広がったそうです。


手のしびれなどが起こったりして
文字が書けない、カギがかけられない
等の症状が出てきたので
病院へ行くと医師から
ストレートネックと診断されました。


首の骨は軽くカーブしているのですが
女性の場合、このカーブがなくて
骨がまっすぐになっていたのです
このせいで、色々な症状が出ていた。


病院でけん引や背中をほぐすなどを
行った結果、回復はしていきましたが
まだ不十分でした。


そこで別の病院で頸椎のMRI検査を
行った結果、頸椎椎間板ヘルニアによる
脊髄圧迫症状、という事がわかったのです。


頸椎にも椎間板があります
椎間板の中にある髄核という部分が
飛び出してしまい、脊髄を圧迫
このせいで痛みやしびれが出ていた。


しびれが出て1ヶ月後、女性は
足にもしびれが出ていたのです
そこで医師から手術を推奨されました。


そこで女性は手術を受ける事を決断
顕微鏡下けい椎前方除圧固定術
という手術を行いました。


首の横を切開して、顕微鏡を使いながら
椎間板を取り除き、人工の椎間板を
置換するという手術です。


現在では痛みもなく
生活をしているようです。


番組では、国際医療福祉大学三田病院
石井賢先生に話を伺っていました。


けい椎椎間板ヘルニアが必ず
ストレートネックを引き起こす
という事はないのですが
椎間板が傷む事でストレートネックが
起こる可能性はあるという。


頸椎椎間板ヘルニアの症状ですが
首・背中・手・うで・脚の
しびれや痛みが出てきて
酷くなると歩行障害や尿漏れ
という事も起こってきます。

女性の場合は、先天的に椎間板が
弱かった可能性や、器械体操を
子供の時に行っていたので
その影響が考えられている。


けい椎椎間板ヘルニアで手術は
最終手段と言われていて
稀にではありますが
ヘルニアは消える場合もあるという。


現在、最新手術法が保険適用された
けい椎人工椎間板置換術というもの
人工椎間板を椎間板の部分に
挿入するという手術です。


神経を圧迫する他の要因って?

68歳男性のケース
昨年の3月ごろから首に違和感が・・・
手にしびれが出るようになったのです
病院へ行くと
頚椎症性神経根症と診断。


頸椎の後ろには脊髄が走っており
そこから神経は枝分かれしていて
首から下、つまり腕などと繋がっている


頚椎症性神経根症というのは
頸椎の骨が変形をして
枝分かれした神経の根元
神経根という部分に
骨があたっている状態を言います。


鎮痛薬を服用し様子を見たのですが
症状は次第に悪化していきました
そこで別の医療機関を受診


画像検査の時、別の角度で撮影し
よく見ると骨のとげが見つかった


骨のとげというのは加齢変化で起こる事が
ほとんどです、底が確実に神経に
邪魔をしているかどうかを
ブロック注射をして確認する事に
すると男性のしびれの症状が和らいだので
骨のとげが神経を圧迫している
という事がわかった


そして、前出の女性同様の手術を行い
骨のとげを削り取ったのです。


男性は手術からわずか2週間で仕事へ復帰
再発もないとのこと。


頚椎症性神経根症の治療ですが
段階があります
・軽度 
首の動きの制限、運動制限、保温(入浴など)
飲み薬
神経障害背とう痛治療薬
消炎鎮痛薬

薬の種類は
プレガバリン
ノイロトロピン
デュロキセチン塩酸塩
トラマドール塩酸塩

などです。

・中等度
ブロック注射、けん引、装具による固定

・重症
手術
となっています。


意外な首のトラブル

81歳女性、首が動かなくなってきた
頭が重く上げようとしても上げられない
最初は肩こりかと思ったのですが・・・


夕方になると症状がひどくなる
女性はタオルを使って首を支える
という事をするようになりました
この生活を2年続けましたが
辛くなってきて、病院へ行く事に。


診断の結果、首下がり症候群でした
70歳以上の高齢者に多い症状


首を支える後ろ側にある筋肉が
局所的に機能が落ちて
頭を上に持ち上げられず下がってしまう


女性はリハビリを行いました
首の緊張をほぐし筋肉を鍛えました
2週間ほどしたら頭があがるようになった。

しかし、他の原因となる病気が
隠れている場合もあります
うつ病
パーキンソン病
筋萎縮性側索硬化症

などです。


症状が悪化してしまうと嚥下障害も
起こってきますので、この場合は
手術が必要となります。


首こり肩こりの状態を楽にしていく筋トレ

首の筋トレ1
床に仰向けに寝て、あごを上げて
頭頂部を床に近づけるように力を入れる
次に、回転するように頭を動かす
10回を1セット、1日5セットから
はじめてみましょう。


首の筋トレ2
あおむけに寝て、頭を真下に押し付ける
首の真ん中から下の筋肉に力が入る
あごを引いた状態で行おう
3秒間頭を枕に押し付けたら元に戻す
10回を1セット、1日5セットから
はじめてみましょう。


首こり肩こりのストレッチ
椅子に座って手を腰に当てて
姿勢をまっすぐにして肘を後ろに下げる
肩甲骨を内側に寄せながら下げる
この姿勢を5秒間維持する
10回を1セット、1日5セットから
はじめてみましょう。