チョイスかわら版

NHKで放送されているチョイスの特集を記事にしています。

ウォーキング、内くるぶしと腹横筋がポイント?

健康関連の番組の最新情報がこのサイトに

あるので、よかったら覗いてみてください

文章は下手なとこあるけど、わかりやすく伝えようと

しているとは思います(笑)

健康関連番組の紹介ブログ

2018年9月1日放送のチョイス
今回はウォーキングのトラブルについて
正しい歩き方をみにつけて
ケガを減らしたいものですね。


目次

歩き方が原因で歩けなくなる?

70歳の女性、若いころから歩きには
自信があったのですが
5年前に右ひざがガクッとなり、それ以降
右膝が痛むようになりました。


近所の整形外科を受診し処方された
湿布をはりましたが効果なし
そして段々と外出も減り
家の中でも立つことが少なくなってきた
そんな生活を1年ほど続け
足に詳しい専門医を見つけて検査をすると
変形性膝関節症が見つかった。


簡単にいうとひざの軟骨がすり減り
骨同士がぶつかり痛みを生じる
というものです。


幸い女性の軟骨のすり減りは軽度でした
そこでチョイスした治療法は
『マイクロフラクチャー法』


軟骨の傷ついた部分から針を入れて
骨髄を刺激するという治療法
わざと刺激を与える事で
骨髄の中の肝細胞により軟骨の再生を
促すというのです
治療時間はわずか20分で身体の負担は少ない


女性が変形性膝関節症になったのは
歩き方だったといいます、女性は
外反母趾で足の外側に体重がかかり
膝の内側に体重がかかり軟骨が
すり減ってしまい患ってしまったのです。


女性は背術後にはまず
歩き方を矯正していき
筋力をつける運動や
柔軟運動を2ヶ月行ったら
膝の痛みを軽減することができました。


番組では国際医療福祉大学塩谷病院の
須田康文先生が歩き方の事について
詳しく教えてくれました。


マイクロフラクチャー法で
再生が促される軟骨というのは
線維軟骨といい柔らかい軟骨
しかし本来の軟骨というのは硝子軟骨と
呼ばれております、なので完全に元通りに
なるという事ではない。


程度によって治療法も変わってきます
軽度の場合は運動療法や関節鏡手術
重度に近づくほど、骨切り術や
人工関節置換術をします。


骨切り術はひざ関節の外側が
しっかりしていて、内側の軟骨の
状態が悪い事で適用されるものです。


変形性膝関節症になると
酷く痛みがある場合は歩くことは
勧められないが、軽度の痛みの時は
歩いた方が良い、その方が関節が固まる
等の事が起きないためです。


ウォーキングで痛めるひざ以外の場所

58歳女性、普段から健康の為に
ウォーキングを行っている
今年の初めに異変が・・・


毎朝起きると左の足首に痛みがでる
しかし1分ほどじっとしていると治まる
痛みが尋常じゃなかったので病院へいき
検査をしてもらったら
『後脛骨筋腱機能不全症』
だったのです。


後脛骨筋腱というのはふくらはぎから
足の甲までつながっている
足のアーチを保つ役割がある。


ところが無理な運動や体重増加で
炎症が起こることがある
痛みを出すことがあり、更に進行すると
足のアーチが落ち込んでしまう事も
いわゆる偏平足ですね。


さらに女性は左足の骨がくのじに
曲がっていた、痛みが激しくなり
歩くことも難しくなるという
そこでチョイスしたのは靴の中敷きを
作ることにしました。


オーダーメイドの中敷きを使う事で
足のアーチが復活し足首も
真っ直ぐに戻り後脛骨筋腱の
負担も減ります。


後脛骨筋腱機能不全症の軽度の症状は
内くるぶしに痛みが出る
この段階では偏平足にはなっていない。


中等度になると外くるぶしに痛みが出る
このあたりから偏平足になり
足裏の骨も徐々に歪んでいく。


中敷きを入れて元通りになる事はない
しかし軽度の時に中敷きを使用すると
進行を遅らせる事にもつながる
重度の場合だと手術が選択されます。


腰痛を引き起こす歩き方とは?

48歳女性、座っていると痛みが出て
足が痺れて座っていられない
また、立っていると痛みが出て
たっていられない、という症状が。


日に日に強くなる痛みに耐えかね
病院へ行き検査をしても異常は
見つかりませんでしたが、触診で
左側の骨盤辺りを押すと痛み
そこは筋肉と骨との境目
筋の付着部の障害という事がわかり
『脊柱起立筋付着部障害』
だったのです。


脊柱起立筋は骨盤と背骨を
くっつけている筋肉でここをよく
動かした結果、痛みが出たのです。


筋肉の付着部に痛みを止める為の
ブロック注射を打ちました
すると劇的な変化が起きました
すぐに痛みが引いていったのです。


しかし女性は歩き方に問題があった
何がいけなかったのかというと
ここからは早稲田大学スポーツ科学学術院の
金岡恒治先生に変わって話してくれます。


人間というのは身体の使い方は
人それぞれによってバラバラなのですが
先程の女性の場合は脊柱起立筋の筋肉を
多く使って歩いていたのです


そのせいで脊柱起立筋が働きすぎて
痛みが出てしまった、そして腹横筋が
上手に使えていなかったのです。


正しい歩き方というのは体幹を固め
お尻の筋肉で足を振り出す。


腹横筋をうまく使うとメリットがある
・楽に早く歩ける
・歩幅が広がる
・階段の昇降も楽になる


腹横筋をうまく使う方法

女性は腹横筋を強化する事にした
ドローインという、息を吐きながら
お腹をへこませてキープするという
レーニングをしたのです。


その結果、足のしびれがなくなり
1時間歩いても平気な状態になりました。


腹横筋を鍛える方法はドローインの他に
ハンドニーというものもある
やり方は少しだけ難しい。


手のひらと膝をついて四つん這いなり
肩幅で手をつき肩甲骨を寄せる
イメージを持ちましょう
股関節の真下にひざをくるようにし
これが正しいポジション。


そして足を上げる前にドローインを
意識して、足を上げても腰が
ぶれないように意識する。


続いてバックブリッジのやり方
動作の前にドローインをして
お尻と膝を軽く締めて、そのまま
足を腰の幅に開きお尻を床からあげる。


3種類の運動を3回1セット行おう
続ける事で徐々に腹横筋が鍛えられていく。