チョイスかわら版

NHKで放送されているチョイスの特集を記事にしています。

頭痛の中には命に関わるものもある

健康関連の番組の最新情報がこのサイトに

あるので、よかったら覗いてみてください

文章は下手なとこあるけど、わかりやすく伝えようと

しているとは思います(笑)

健康関連番組の紹介ブログ

2018年4月7日放送のチョイス
今回は頭痛についての特集です


目次

寝込んでしまう様な頭痛とは?

60歳の女性、20年前から頭痛に
悩まされている、決まって右か左か
片方で起こる、酷くなると
1ヶ月の大半を寝込んでしまう
という事も。


動くとガンガン痛くなる
音や光が刺激になり辛くなる
なので部屋は昼間でもカーテンを
閉めていたりする。


病院へ行かないといけないのは
わかっているのですが
余りの頭痛でその気力すら
ないという状態、なので出来る事は
市販の頭痛薬を飲むだけでした。


一時的に薬は効くのですが
それにも慣れてしまい頭痛が治まらず
薬の種類や量が増えていく一方。


頭痛が起きて5年後にあるチョイスをした
頭痛外来へ行くことにしたのです。


診断は片頭痛でした、トリプタン
という薬で治療をすることに。


片頭痛の特効薬と位置付けられている
片頭痛というのは脳血管を
取り巻く神経が何らかの影響で
締め付けられるために起こると
考えられています。


神経が血管を締め付けると痛みの
元となる物質を放出させて
血管を炎症させて更に神経を
刺激し痛みを脳へ伝達する
これによって片頭痛が起きる。


トリプタンは
広がった血管を収縮させて
落ちつかせて片頭痛を減らすと
考えられています。


女性には効果てきめんだったようです
痛みがウソのように治まっていった。


更に医師に頭痛ダイアリーを記すよう
言われました、どんな時に頭痛が
起こるのかを記すためです。


自分でも自覚できますし
気を付ける事も段々とわかってくる。


埼玉医科大学の荒木信夫先生に
片頭痛について話を伺っていった


片頭痛は頭の片側だけでなく
両側が痛むこともあるという。


片頭痛の特徴として
・ずきずき痛む
・吐き気、嘔吐
・動けない
・光や音に敏感

4時間以上3日以内にこれらが
起こってくると片頭痛だと
言われております。


また片頭痛のきっかけとして
ストレスから解放された時にも
起こると言われております。


ストレスがかかっている時は脳も
緊張状態になっているのですが
それが済み解放されることで
急に発症をするなんてこともある。


その他にも飲酒や喫煙、寝不足
寝すぎ、チョコレートや赤ワイン
気圧の変化なども関係している。


生理もきっかけの一つ
エストロゲンが関係している


片頭痛になってしまった時は
入浴や運動をすると悪化するので
やらないようにする。


トリプタンと痛み止めの違いですが
痛み止めは炎症を抑えるのですが
トリプタンは血管を取り巻く
三叉神経の炎症を抑え
広がった血管を縮めてくれる作用がある


トリプタンが使えない人はいます
狭心症を患っていたり
心筋梗塞脳梗塞を一度患った
なんかは服用できません。


副作用ですが、首やのど、後頭部が
締め付けられる感じや眠気、だるさ
など。


頭痛薬を飲むタイミングもあり
痛み始めが良い、片頭痛が起きると
消化器系の働きが低下して
飲み薬の吸収が悪くなるので
頭痛薬が効きづらいのです。


トリプタンの薬にも種類があり
注射器、点鼻薬、飲み薬とある
効果の出る時間にも違いがあり
・注射薬 10~15分
点鼻薬 30分
・飲み薬 1時間~1時間半

となっています。


しかし自己注射は入院して
習う必要があります。


片頭痛だと思ったら全然違う
危険な頭痛というものもあります
くも膜下出血 
この世のものとは思えない激痛が走る

髄膜炎
頭痛と発熱が続く

・脳腫瘍
痛みが徐々に強くなったり
モノが二重に見えたりする
などです。


トリプタンが効かない場合のチョイス

45歳の女性、毎日のように頭痛が
起きていました、首から後ろに
かけて痛くなる感じで
こめかみから頭全体が痛くなる。


頭痛が始まったのは7年前
一息ついた時に決まって頭痛が
襲ってきて5時間ほど続く。


日中はいったん治まるのですが
夜になると再び起こる
不思議な事に家族と過ごしていると
頭痛は出てこないのです
頭痛が出るのは一人の時や就寝時だった。


そんな頭痛が起きて1ヶ月後に病院へ
診断は片頭痛でした
トリプタンを処方された。


しかしトリプタンは効かなかった
そこで行ったチョイスは
片頭痛の予防薬、カルシウム拮抗薬を
服用するようになったのです


すると頭痛は段々と無くなっていき
暫くたつと起きなくなりました。


片頭痛予防薬は
脳の過敏な状態を抑える
カルシウム拮抗薬の他にも
・β遮断薬
・抗てんかん
抗うつ薬

等も片頭痛予防薬と言われています。


月に2回以上強い頭痛がある場合や
トリプタンや痛み止めが
効かない場合に服用する
頭痛のあるなしに関わらず毎日服用。


普通だと1ヶ月から2ヶ月で
効いてくるといいます
最低2~3ヶ月が目安です。


頭痛薬が引き起こす頭痛とは?

薬物乱用頭痛といいます
頭痛薬の飲み過ぎでおこる
起こる原因はわかっていない。


トリプタンは1ヶ月に10日以上使用
痛み止めは1ヶ月に15日以上使用で
起こる可能性があるという。


治すのは難しいと言われている
原因が特定されたらその薬をやめる
その後は頭痛に悩まされますが・・・


医師は予防薬を出しながら様子を
みていくとのこと


心配な場合は入院して治療を
していくというチョイスもある。


毎年決まった時期に起きる激しい頭痛

41歳男性、20年以上激しい頭痛と
闘ってきました


目を握りつぶされるような痛み
だったようです。


大学生の時、夏休みのある日
突然片目の奥が痛くなったので
布団の中で横になり
氷のうで目を冷やしたりしていた。


この強烈な痛みは毎日2~3時間続いた
夏休み中です、しかしこれが終わると
痛みがウソのようになくなるのです。


これを20年間繰り返している状態
病院へ行って痛み止めを服用しても
効果はなし、痛みが始まって
5年後に頭痛外来へ


そこでわかったのが群発頭痛
青壮年の男性に多い頭痛と言われている。


1年間のある特定の期間連続で
激しい頭痛が起こるのです。


群発頭痛の治療は酸素吸入です
痛みがピークの時であっても
15分もすれば痛みが治まるという。


最初の方は頻繁に病院へ通ったが
夏休み中毎日頭痛が起こるので
入院をすることに。


いつまでも入院をするわけにも
いかないのであるチョイスをした
予防薬としてカルシウム拮抗薬を
処方することにしたのです。


更にトリプタンの点鼻薬も処方された
群発頭痛には効果があるとのこと。


そのおかげで痛みは大幅に軽減
仕事にも復帰する事が出来たそうです。


すごく痛いと動き回るというのも
群発頭痛の特徴があります。


更に緊張型頭痛というのもあり
頭全体が締め付けられる様に痛み
夕方に多いのが特徴です。


これは首の周りや後頭部の筋肉の
コリが原因と言われている。


痛みをとるのはストレッチなどの
頭痛体操を行う

1 頭を動かさないで腕を肩の高さ
まで上げて体を左右に振っていく
首筋の筋肉がのびてくるという


2 両肩を前に回す
リュックサックを背負う感じで

3 両肩を後ろに回す
上着を脱ぐ感じに

1回1分、1日に4~5セット
行うようにしましょう
緊張型頭痛の7割の人は頭痛体操で
軽減できると言われている。