チョイスかわら版

NHKで放送されているチョイスの特集を記事にしています。

歯周病、歯肉炎や歯周炎のケアのポイント

健康関連の番組の最新情報がこのサイトに

あるので、よかったら覗いてみてください

文章は下手なとこあるけど、わかりやすく伝えようと

しているとは思います(笑)

健康関連番組の紹介ブログ

2018年2月3日放送のチョイス
今回は歯周病の特集です
35歳以上の8割が歯周病
患っているという
歯をきちんと磨いていても
要注意なのです。


目次

歯周病の症状とは?

59歳男性、趣味はサーフィン
休暇のたびに海へ出かけるくらい好き
虫歯に悩まされ度々歯科に通ってきた。


年に1回は何らかの虫歯になり
詰めたものが悪化したりしていた。


5年前にハワイ旅行へ行く前に
歯科で検査をすると、虫歯は
なかったが歯肉炎と診断された。


歯肉炎というのは歯茎の炎症
腫れや出血を伴います
原因は歯周病菌と言われています。


歯周病菌は分泌物と一緒になって
プラークという塊を作ります
それが2週間ほどたってしまうと
石のように硬くなる、これが歯石。


歯周病菌はその中でも生息していて
毒素を出します、この毒素が
歯茎に炎症を起こす。


男性は歯茎の腫れに気づいていたが
深く考えていなかった
その間も歯周病菌は繁殖し
歯肉炎を進行させていたのです。


日本大学歯学部の佐藤秀一先生の話では
歯周病になりやすい人
なりにくい人がいるそうです
なりやすい人は、喫煙者や
歯並びが悪い人。


また歯肉炎に気づきにくいのは
痛みがない、という事が大きい


虫歯などは痛みを生じるが
歯茎から出血したくらいでは
きつく磨きすぎたかな?という
程度で深く意識することはないため
気付きにくいのです。


歯周病のセルフチェック

1 歯茎がむずがゆい
2 歯磨きやフロスを使用すると
  歯茎から出血する
3 口の中がねばねばする
4 歯が長くなった気がする
5 歯がしみる
6 歯と歯の間に食べ物が挟まりやすくなった
7 グラグラする歯がある

1つでもあると検査をする必要がある。


歯肉炎が進行すると歯周炎という
状態になります、その違いですが
歯肉炎の場合は、歯茎の歯の周りが
少し赤みがかるのですが
歯周炎は歯茎が下がっていき
歯の隙間が大きくなったり
歯が長くなっていきます、歯茎が
溶けてなくなっていくため。


この歯茎の部分、歯槽骨と言われていて
歯を支えているのです。


歯周ポケットは健康な歯の人でもあり
深さは1mmから2mmと言われています
歯周ポケットは歯肉溝と言われている。


その歯周ポケットの深さを測る器具で
測定をした際、出血をしたら歯肉炎の
疑いがあり、深さが4mm以上だと
歯周炎の疑いが出てきます。


先程の男性はどういうチョイスをしたのか?

歯科衛生士による指導とクリーニング


歯ブラシは細かく動かして1本20回
磨くようにしていく
そしてプラークと歯石を取っていった。


続いてフッ素で歯を磨いたり
フロスを使って歯間の清掃を行いました。


3ヶ月に1回このようなメンテナンスをし
指導後は毎食後歯磨きをするようになった。


半年後には男性の歯は健康な
状態になったそうです。


正しい歯磨きの仕方

歯と歯茎の間に歯ブラシを
斜め45度に傾けて、1本ずつ20回
磨いていきます、微振動で。


裏側も同じように磨いていきます
歯ブラシを立てて磨くとやりやすい。


歯間ブラシは歯ブラシで歯を磨いた
後に使うようにします
歯間ブラシが入らない場合は
デンタルフロスを使うようにする。


歯の側面をこすりながら上に
ずらしていく、歯の根元も忘れずに。


歯周炎になった時のチョイス

48歳の男性、歯に違和感を感じたのは
4年前の事、朝起きた時に口の中の
ねばつきが出てきたそうです。


違和感を感じながらも普通に生活し
歯科にも行きませんでした、しかし
歯を触ると膿が出てきて
歯のぐらつきも出てきました。


歯周病かなと、その時思い病院へ
診察の結果は歯周炎でした
歯槽骨を溶かしていき、最終的には
歯が抜けてしまう事もある


その時、男性がしたチョイスは
歯周組織再生治療でした


これは歯周病菌によって破壊された
歯茎や歯槽骨、その周囲の組織を
再生させる治療です。


まず治療する部分の歯茎を切開し
内側に溜まっていた歯石などを除去
この空洞になった部分に特殊な
薬を注入し再び歯茎を縫い合わせる


薬には細胞を増殖させたり
細胞に栄養を送り込む働きがあり
失われた歯茎などを再生させてくれる


男性はこの治療をして4ヶ月後
骨が再生してきている、今後は
歯が抜ける事が無いように
きちんと歯のケアをしていくと
話していました。


しかしいきなりこの治療をするという
わけではなく、まずは歯のケアから
始めていって、定期的に検査をし
歯石をとっていく、という事を行う


治療法は変わらないのですが
それをしていった上で、検査をし
あまり良くなっていない所を
手術するという事です。


ただし歯周組織再生治療といっても
完全に元通りに戻るわけではないので
気を付けてください、またある程度
歯槽骨が残っていないとできないそうです。


入院の必要はなく手術は1か所
1時間から2時間程度となっている
保険適用となっています
しかし条件があり
・歯周ポケットが4㎜以上ある
・骨欠損、骨が溶けている部分が3㎜以上ある

という事が条件となっている。


また歯周病菌は全身の病気にも関係し
糖尿病や心筋梗塞脳梗塞
骨粗しょう症などとも関係している。