チョイスかわら版

NHKで放送されているチョイスの特集を記事にしています。

不整脈の症状や治療、心房細動でも様々な治療法がある

健康関連の番組の最新情報がこのサイトに

あるので、よかったら覗いてみてください

文章は下手なとこあるけど、わかりやすく伝えようと

しているとは思います(笑)

健康関連番組の紹介ブログ

2018年1月6日放送のチョイス
今回は不整脈についての特集


目次

不整脈って?

55歳の男性、30年間不整脈に悩まされている
28歳の頃、仕事中にたちくらみ
胃のむかつき、気持ち悪さが出た


救急車で病院へ行き検査した結果
不整脈がわかったのです。

心臓の役割は血液を送り出すポンプ
拍動の回数は1日になんと10万回
行われているそうです。


ポンプのように動いているのは
洞結節という部分から電気信号を
心臓に流して起こっている。


不整脈というのはこの洞結節から
おくられた信号が何らかの原因で
うまく働かないで
心臓のリズムがおかしくなる事をいう。


男性の場合は、時々不規則な心臓の
動きが出る、脈が飛ぶタイプ
期外収縮という不整脈でした。


男性はその後
1年間に7回も発作を起こし
救急車で運ばれている

困ったことに、救急車に乗る前までは
不整脈を起こしているのだが
救急車に乗ってからは普通の状態の
心臓に戻ってしまっている
なので病院で検査をしても
健康な心臓と言われてしまう。


さっきは不整脈だった・・・
という事の繰り返しだったそうです。


薬を服用しても効果はなし
そこで選んだチョイスとは・・・
カテーテル検査です。


その結果、男性の心臓には問題なし
という事がわかったのです
たとえ発作が出たとしても
命を落とすことはない
という事がわかったのです。


心臓に疾患がない
という事もこれでわかった
安心感が大きかったのか
その後不整脈は出なくなったとのこと。


東京女子医科大学の志賀剛先生の話では
不整脈というのは誰でも起こる
可能性があると言います。


主な原因ですが
・心臓の病気
・生活習慣 ストレスや睡眠不足、過労など
・加齢
・肥満

こういう病気を患っていると
不整脈を起こす事も
・高血圧
・糖尿病
・腎臓の病気
・肺の病気
甲状腺の病気
・薬

加齢は60歳を過ぎた頃から
不整脈が出やすくなってくるそうです。


肺の病気は、慢性閉塞性肺疾患(COPD)
心臓にも負担がかかり、不整脈
出てくるとのこと。


先程の男性の場合は、当時仕事が
激務であったり、結婚をして
踏ん張り時だった事もあり
ストレスが大きく関係しているのでは?
と考えられるようです。


不整脈は種類が3つあります

期外収縮
先程の男性が患った不整脈ですね
脈が飛んでしまうタイプで
動悸や胸の不快感という症状が出る。


・頻脈
頻脈というのは1分間に100回以上の
拍動が行われる状態を言います
動悸、めまい
胸の痛みなどの症状が出る。


また心房細動といい、心房という
電気信号の部分が1分間に300から
500回揺れるような動きがある。


突然死のリスクもあるのだが
この場合は、心室細動といい
心室が細かくけいれんをして
血液を全身に送り出せない状態に
なった場合にリスクがある。


・徐脈
脈が遅くなってくる
息切れ、だるさ、失神などの症状が出る


これら不整脈の検査は4種類あって
・12誘導心電図検査
12か所の方向から心臓を診ていく検査
器具を装着します。


・運動負荷心電図検査
運動した時に不整脈が現れるかどうか調べる


・心臓超音波検査
心臓の形や動きを調べる


ホルター心電図
1日24時間の心拍を調べる


血液検査も行う場合がある
甲状腺の病気や糖尿病などに
ついて調べるためです。


男性の場合、カテーテル検査をしたが
普通なら行わないとのこと
期外収縮が連発し、危険な不整脈
移行する可能性がちょっとあったので
より詳細な検査を行ったようです。


不整脈がきっかけで見つかったある病気

84歳男性、身体の異変に気付いたのは
仕事を引退して数年経ってから
階段の上り下りで息苦しさを感じた


そこで病院へ行くと不整脈だという
事がわかりました
そこでホルター心電図検査を
行ったところ、1日で4万回も不整脈
起こっていた
のです。


なぜこんなにも多い不整脈を繰り返すのか?
カテーテル検査で詳しく調べると
心筋梗塞を起こしていた。


不整脈の原因は心筋梗塞によって
引き起こされていたのです
現在も薬を飲むことで治療をしています。


このように心臓の病気が危険な不整脈
つながることもある。


心筋梗塞の他にも
・心筋症
心臓の筋肉の病気で段々と心臓の
壁が薄くなって大きくなってきたり
反対に心臓の筋肉が厚くなって太くなり
心臓の筋肉の病気のことを言います。


・心臓弁膜症
心臓には4つの部屋がありそれらを
仕切る部分がある、扉の様な
役割をしているのですが
その扉のしまりが悪くなったりして
血液の流れに影響が出てくる
その結果、心臓自体も無理をしてしまい
不整脈を起こしやすくなってしまう。


どちらも自覚症状がほとんどないので
とても厄介なのです


劇的に改善!?治療のチョイスとは?

59歳の女性、最初に違和感を
感じたのは9年前
運動もしてないのに心臓がどきどきし
夕飯の準備中に動悸がし
身体を休める事もしばしばあった。


休む時間が多くなっていったそうです
外出もままならなくなっていった


検査の結果、心房細動だとわかった
心房細動は心房が1分間に300回から
500回も震える疾患で
その間血液がよどんでいき血栓
できやすくなってしまう、それが
血管に流れ出ていき、脳の血管に
詰まってしまうと脳梗塞となってしまう。


心房細動そのものは命に関わらないが
脳梗塞は約5倍、心不全は約4倍
起こりやすくなるという。


そんな女性の治療のチョイスは
不整脈薬という飲み薬を飲むことでした
異常な電気信号を抑える事で
不整脈を起こりにくくする。


その効果は驚くほど
外出も不安なくできるようになった


続いて同じ心房細動で別のチョイスをした
70歳の男性、身体に異常が見つかったのは
定年間近の時、心房細動という事が判明。


すぐに薬による治療が始まったが
症状は山あり谷ありで
週に何度かは不整脈が出たりした。


しかしあることがきっかけで
治療をすることに。


アメリカ旅行を計画していて
その1週間前から体調が悪くなった
旅行へ行けるのか不安になったそうです。


そこで行った治療というのが
カテーテル・アブレーション』

カテーテルを足の付け根から入れて
心房まで送り込み、高周波電流を流し
異常な電気信号を出す場所を焼く治療。


男性は3年前にこれを行い
現在まで異常はないそうです
趣味のサッカーも毎週楽しんでいる。


不整脈薬は一生のみつづけないと
いけないのかと心配になりますが
症状が軽くなれば
やめられる可能性があるそうです。


カテーテル・アブレーションに関しては
期外収縮などの不整脈にも治療として
行われることがあるとのこと
数日の入院が必要となる。