チョイスかわら版

NHKで放送されているチョイスの特集を記事にしています。

もやもや病、無症候性脳梗塞の症状とは?

健康関連の番組の最新情報がこのサイトに

あるので、よかったら覗いてみてください

文章は下手なとこあるけど、わかりやすく伝えようと

しているとは思います(笑)

健康関連番組の紹介ブログ

2017年11月11日放送のチョイス
今回は気になる脳血管の病気、モヤモヤ病と
無症候性脳梗塞についての特集です。


目次

もやもや病ってどんな病気?

もやもや病の患者は約16000人いると
言われており、難病指定もされている。


症例を紹介
61歳の女性、脳血管の病気が見つかったのは
6年前、風の強い日に買い物へ行った際
自転車を乗っていたのですが転倒
その時に体を強く打ち付けてしまった。


病院に運ばれ精密検査が行われた
そこでMRI検査をしたら、なんと
もやもや病が見つかったのです。


もやもや病というのは、脳に血液を
贈る内頚動脈というものがあり
これが狭くなると血流が悪くなる。


すると不足した血液を補おうとして
新しい毛細血管が生み出される
網目のように張り巡らされていく
この血管がたばこの煙のように
もやもやとしているように見えたので
もやもや病と名付けられたのです。


脳に血液が足りなくなるため
・運動障害
・言語障害
・意識障害

酷くなると脳出血を起こす事もある。


しかし女性にはちょっとしたことだったが
症状が出ていた
・同じことを繰り返し言う
・怒りっぽくなった
・仕事でPCを使う際、文字が作れない

という事があったのです。


更に飲み会の帰りに立ち上がろうとした時
意識を失い倒れたのです
お酒を飲んで疲れたのだろう・・・
って思い検査を受けたが異常はなし。


その後特に気にも留めていなかったのだが
4ヶ月後再び意識を失って倒れた
この時にも検査をしたが異常なしだった。


もやもや病は黄色人種に多く、女性に多い
発症にもピーク時期があり
5歳から10歳と30歳から40歳
この2つがピークだと言われている。


原因として、ある特定の遺伝子を
持っているため起こると考えられている
もやもや病の症状として
・失神
・頭痛
・脱力発作
・片側の手足のまひ
・不随意運動
・けいれん

等があります。


女性はどういうチョイスをしたのか?

低下した脳の血流を回復させる手術を
受けたのです、血行再建術といいます
その手術の方法は2つあり


1つ目 直接バイパス術
脳内の血流は低下していても、脳より
外側にある血流は低下していません
そこで頭蓋骨に穴をあけ、中大脳動脈
という血管と、浅側頭動脈という
血管をつなぐ手術を行う
手術時間は5時間から6時間。


2つ目 関節バイパス術
血流が豊富な頭の筋肉を、頭蓋骨に
穴をあけてから脳の表面に筋肉をつける
すると新たな血管が生まれ
血流が途絶えていた血管に
新たな血流を生み出す事が出来る。


血流が安定するまで、1ヶ月から半年
かかると言われております
手術時間は、1つ目と併用した場合だと
6時間から7時間かかると言われています。。


入院期間は大体2週間ほどです
自己負担額は難病指定されているので
月額2500円から3万円と言われています。


先程の女性の場合はこの2つの手術を行い
無事に成功した、その後暫くは外出は
出来ませんでした、しかし1年後に
あるチョイスをした、それは共同作業所に
通うようになったのです。


そして現在は介護福祉士として働いている
職場や施設入居者からも信頼を得ている。


もやもや病は症状が出ないこともある
検査で偶然見つかった場合、まずは
脳血流の検査や薬による治療
血圧やコレステロールの管理、禁煙
という事をまずはしていきます
いきなり手術をすることはないとのこと。


術後、症状が良くなったとしても
薬は服用し続けないといけません
一生の付き合い、という可能性もある。


また日常生活の注意点として
・頭に衝撃を受ける可能性があるスポーツは避ける
・水分をしっかり摂取
・喫煙を控える

という事は心がけましょう。


もやもや病のもう一つのケース

52歳の女性、2年前の7月に異変が・・・
自宅で夕食を食べ終わった時の事
トイレに行って15分ほど戻ってこない
するとトイレの中で倒れていたのです。


旦那さんが取った行動は、まず
横向きにして異物が詰まらないようにした
そして救急車で運ばれて検査
すると脳出血を起こしていた
その原因が、もやもや病だったのです。


どうしてモヤモヤ病で脳出血になる?
新しくできた血管は非常に脆弱
ちょっとしたことで血管が破裂するのです
女性はもやもや病がある事は
もちろん知らなかった、そんな中で
血管が破裂してしまったのです。


発症してから2時間後に、たまった血液を
取り除く手術をしました
しかし左半身にはマヒが残ってしまった。


手術後リハビリを開始しました
根気良く続けた半年後、以前と同様の
動きになるまで回復したのです。


ですが女性はもやもや病を治す手術を
受けていませんね、今回の場合は
脳出血をし、治療やリハビリの期間も長く
まだまだ落ち着いた状態ではないので
手術は行っていない、いずれ体力が回復し
状態が良くなったら手術はするとのこと。


自覚症状がない脳血管の病気

症例の紹介
64歳の男性、去年の5月に異常が見つかった
健康診断で脳ドックを受けると
内頚動脈が狭くなっている事がわかった。


それから1年後、再び検査をすると
新たな病気が見つかった、それは
無症候性脳梗塞です。


一般的な脳梗塞と違い、非常に細い
血管が詰まるのでほとんど症状が現れない
なので無症候性脳梗塞と言われている。


無症候性脳梗塞は60歳以上の約30%に
無症候性脳梗塞が見つかるとのこと。


内頚動脈が狭くなったことが原因で
このような事になった、脳血管のつまりが
見つかった時は内頚動脈は相当細くなり
そこを通る血液がよどみ、血栓を作る
それが脳の奥の方へ侵入し
細い血管で詰まる。


このままでは危険なので
男性はあるチョイスをした
狭くなった内頚動脈を広げる手術をした
頸動脈内膜剥離術、という方法です。


男性は無事に手術が成功し退院
現在は元気に過ごしています。


無症候性脳梗塞を起こしやすい人は
・高血圧
・糖尿病
・脂質異常症
・肥満
・加齢

上記の原因となる
・喫煙
・運動不足
・過度の飲酒
・過労、ストレス

というのも将来無症候性脳梗塞を
引き起こすリスクと考えられている。


もう一つ気をつけないといけないのが
無症候性脳梗塞を度々繰り返す事で
血管が徐々に減っていくというのは
想像がつきますよね?


そうすると血管性認知症のリスクが
上がっていくのです、これもまた
恐ろしい事ですね・・・


血圧はなるべく毎日測るようにしましょう
高血圧は危険ですので。