チョイスかわら版

NHKで放送されているチョイスの特集を記事にしています。

胃がんには分化型、未分化型がある?ピロリ菌の除菌も大切

健康関連の番組の最新情報がこのサイトに

あるので、よかったら覗いてみてください

文章は下手なとこあるけど、わかりやすく伝えようと

しているとは思います(笑)

健康関連番組の紹介ブログ

2017年9月9日放送のチョイス、今回は
胃がんについての特集です
年間13万人も患うと言われています、おまけに
初期の胃がんは自覚症状がないという。


目次

胃がんはどんな病気?

胃がんは粘膜に最初は出来るといいます
71歳男性、会社員時代健康診断で
度々胃潰瘍と指摘されていたが
市販の胃薬で対処していた、退職してからは
市の健康診断で異常が見つかった、胃腺腫があると言われた。


これはがんになる可能性がある、そこで男性は
がん専門病院で詳しく診てもらう事に、生検という方法で
組織の一部を取り出し細胞レベルで調べるというもの
そこで早期の胃がんがわかったのです。


ESDでがん細胞を除去する手術をしました
癌の周りに印をつけ、そして生理食塩水でがん細胞を
下から盛り上げて、それから電気メスで盛り上がった
がん細胞を切り取るというものです、身体の負担も
少ないと言われています、男性は術後1週間で退院しました。


早期の胃がんというのは深さで判断される
粘膜までにがんがとどまっていれば早期がんで
粘膜下層や筋肉、しょう膜まで達していると進行がん。


胃がんは分化型ガンと未分化型ガンがある
分化型は正常な細胞の名残があり進行はゆっくり
未分化型はがん細胞は小さく形や細胞はバラバラ
なので進行が早いがん
と言われています
内視鏡での治療は分化型のみ


早期発見や早期治療というのは本当に大切です
胃がんになる原因ですが、ピロリ菌が強く疑われる
胃がんとは切っても切れない関係。


ピロリ菌に感染するとどうして胃がんになる?

男性は10年前の健康診断でピロリ菌が見つかっている
ピロリ菌は毒素を出して胃の表面を攻撃し続ける
そして萎縮性胃炎を引き起こして、胃を弱くして
胃がんになりやすい状態にする。


男性はピロリ菌を除去する薬を服用したが結果
胃がんになってしまった、萎縮した胃の粘膜が
残っていたので時間が経ってその部分が
胃がんになってしまった
のです。


胃がんを見つける方法ですが、確実なのは内視鏡検査
バリウム検査などもありますが見れない部分も
あるので、内視鏡検査の方がより詳しいです
40歳までには一度は検査してみましょう。


ピロリ菌の検査は、前回放送の胃の不快感で
紹介していますのでよろしければ参考に
除菌はなるべく若いうちに。


ピロリ菌以外の胃がんのリスク要因は
・喫煙
・塩分の多い食事
と言われております。


後、胃にはポリープが出来る事があります
しかしこれらはがんになる可能性は非常に低い
胃底腺ポリープ、過形成性ポリープ、胃腺腫ポリープ
とあります。


早期胃がん、もう一つのケース

73歳の男性、若い時から胃がんに対してある思いが
それは祖父も父も消化器系のがんで
亡くなっているからです。


会社勤めの頃、退社後も毎年健康診断を欠かさず
受けていた、しかし6年前X線検査を受けると
精密検査を受けるように、という診断が・・・
胃に影が見つかったようです、そして内視鏡検査をし
2週間後、早期の胃がんであることが発覚した。


しかし未分化型というたちの悪い方だった
なので治療法は胃の切除となりました、しかし
男性のチョイスはこの手術は避けられないものかと思い
胃を保存する方法での治療法はないのか?
というのを調べていったのです。


するとついに臨床研究の一環として胃を保存して
治療をするという病院を見つけたのです
ガン研有明病院です、そこで内視鏡でガンを取り除けて
手術は無事成功しました、5年経っていますが元気です。


上手くいったのは、未分化型のガンでも
小さかったら転移をしていない場合がある
ので
今回はたまたま胃を保存しても大丈夫だった
という事で内視鏡での部分切除で済んだ。


ただこの治療は今現在、試験的な治療という事になっている
なので今後も臨床が多くなっていくと
データが集まり標準治療となってくる可能性がある。