チョイスかわら版

NHKで放送されているチョイスの特集を記事にしています。

胃の不快感、様々な病が隠れている場合がある

健康関連の番組の最新情報がこのサイトに

あるので、よかったら覗いてみてください

文章は下手なとこあるけど、わかりやすく伝えようと

しているとは思います(笑)

健康関連番組の紹介ブログ

2017年9月2日放送のチョイス、今回は
何とかしたい胃の不快感、原因はわからないが
胃の不快感がとれないという事ってありますよね。


目次

〇〇が胃炎を引き起こしていた?

70歳の女性、体操のインストラクターをしている
活動的な女性で健康が自慢だった
9年前に胃がん検診をしました、その結果
胃がひどく炎症を起こしていて、萎縮性胃炎と
医師に言われました。


女性の萎縮性胃炎の原因はなんだったのか?
それはピロリ菌でした、感染から何十年も経過
していると萎縮性胃炎を引き起こし
最悪胃がんなどのリスクも上がってしまう。


ピロリ菌の感染ルートですが、昔は上下水道から
感染すると言われている、現代だと
感染することは少ないと言われている。


なので世代で見ても、60代以上にピロリ菌に
感染している人が多い。


ピロリ菌感染による症状として、胃もたれ
胸焼け、吐き気、食欲低下、胃痛などがある。


ピロリ菌感染しているとこのように派生していく
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病の進行は人によって違う、感染していると
胃がんのリスクが10倍にもなる。


ピロリ菌の検査は、内視鏡が主となっていて
その他にも血液検査や、呼気検査、便検査や尿検査
等の方法もあります。


女性はどのような治療をしたのでしょうか?
それは除菌、1週間薬を飲むだけでいいのです
除菌をしていく過程はこのようになっている
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失敗することもある、その理由として
除菌薬の一つに、クラリスロマイシンという薬があり
これを飲むことでピロリ菌が耐性を持つことがある
そうなると効いてくれないので、除菌が失敗する
という事になると、2次除菌というものを行う。


薬はアモキシリンとメトロニダゾールという
薬を服用することになります
1次除菌で6割から7割除菌できて、2次除菌まで行くと
9割は除菌が出来ると言われている。


除菌をする際、副作用が出る事もあります
・軟便、下痢
・味覚異常
・大腸炎

などです、副作用が出たら医師に相談を。


胃の病気を引き起こす意外な原因

78歳の女性、過去にアメリカで生活をしていた
4年前に激しい胃の痛みに襲われました。


吐いたり、刺す様な痛みが走り
座り込んだ、検査をしたら直径1.5㎝の
胃潰瘍が見つかった、その原因は
服用していた頭痛薬でした、市販の。


毎日3錠から4錠、10年間も飲んでいたのです
これは、非ステロイド性鎮痛薬(NSAIDs)と言われ
この状態を薬剤性胃潰瘍といいます
簡単にいうと頭痛薬が原因だったのです。


どうしてこのようになってしまったのかというと
痛みや炎症に関わる物質、プロスタグランジンがある
NSAIDs(頭痛薬)はこのプロスタグランジンを抑制
することで痛みを和らげていく。


しかし一方でプロスタグランジンは胃の粘液を増加させ
胃酸から粘膜を保護する働きがある
そのため、NSAIDs(頭痛薬)を服用することで胃の粘液を
増加させ胃酸から粘膜を保護する役割を
止めてしまうのです、そのせいで胃潰瘍になる。


女性はそれから、食生活を見直し
1年半、酒とコーヒー、刺激物は一切口に入れなかった
その結果、胃潰瘍もよくなり頭痛もなくなっていった。


解熱鎮痛薬の種類ですが
・NSAIDs アスピリン、ロキソプロフェン
     イブプロフェン
・COX-2選択的阻害薬
・アセトアミノフェン

等があります、胃潰瘍のリスクはこの欄の下に行くほど
低くなっていくのですが、上は鎮痛効果は強いが
胃潰瘍のリスクも高いという事です。


NSAIDsをどうしても服用する必要がある場合
・空腹時の服用を避ける
・胃薬を併用する
・必要な時だけ服用する

という事を守りましょう。


内視鏡では異常がないのに胃の病気?

81歳の男性、2年前から酷い胃もたれの症状が出てきた
胃がむかむかして、ごろごろしくしくと
気持ち悪かったそうです。


病院へ行ったのですが、内視鏡検査をしても
薬を服用しても全然よくならなかった。


やがて食欲もなくなり、体重も減少していった
そこで消化器内科の専門医を受診すると
機能性ディスペプシアと診断されました。


胃に不快な状態にあるが、異常が見つからない
という事を言います、蠕動運動が出来ないため
胃がもたれた状態で食べ物も胃から降りていかない
悪循環に陥っていた、胃の運動が低下している
という事が原因でした。


そこで胃の動きを改善する薬が有効だろうとみられ
アコチアミドという薬を服用したら
男性は徐々に症状が改善していきました
日本人に10人に1人が機能性ディスペプシアを
患っているとのこと。


機能性ディスペプシアの症状として
・もたれ感
・早期飽満感
・みぞおちの痛み
・みぞおちの灼熱感

等があります。


上二つは胃の運動機能の低下が原因
下二つは胃の知覚過敏、胃酸過多などが原因


治療は上二つだと、アコチアミドや漢方薬を服用
下二つはプロトンポンプ阻害薬やH2ブロッカーを服用
稀に抗不安薬を服用することがある、精神的な問題が
ある場合ですが・・・


胃の不快感って伝えるの難しいですよね・・・
伝えるためにはポイントもあります
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