チョイスかわら版

NHKで放送されているチョイスの特集を記事にしています。

大腸がんの早期発見と早期治療のポイントは?

健康関連の番組の最新情報がこのサイトに

あるので、よかったら覗いてみてください

文章は下手なとこあるけど、わかりやすく伝えようと

しているとは思います(笑)

健康関連番組の紹介ブログ

2017年5月13日放送のチョイス、今回は
大腸がん、早めに対策という特集
現在急増しているがんなので、どういう対策を
していけばいいのか、気になりますね。


目次

日本人が一番多く患うがんが大腸がん

診断された人は1番多く、大腸がんで
亡くなる人は2位となっている。


75歳の男性、4年前大腸がんと診断されました
食事は肉や油物が中心、運動もせず
タバコは3箱ほど吸っていた。


そんな生活を続けていると、大便をしてお尻を
拭いていると血がついたり、便が細くなったり
軟便が出たりした。


そこで検査へ行くと、3㎝の大腸ポリープが見つかった
出来たときは陽性なのですが、大きくなっていくほど
ガン化する可能性が高くなっていく。


大腸ポリープに特殊な液体をかけると
波の模様のようなものが映っていた
これががん細胞の証拠、つまり大腸がんでした
しかし幸いなことに早期がんだった。


早期がんというのは、粘膜層そして粘膜下層に
留まっている事を言います、ガンは表面の粘膜から
現れて、それから深く潜っていく。


筋肉やしょう膜、リンパ節や内臓
といったところまで潜ると進行がんと呼ばれている。


がんが治ったか治らないか、というのは5年生存率で
決められている、5年後にがんが再発せずに
いきているかというものです、大腸がんは早期の場合
5年生存率は99%となっている。


早期の大腸がんの治療とは?

男性が行った治療は内視鏡治療です、大腸内視鏡カメラから
ワイヤーを出して、ガンに引っ掛けて焼き切るというものです。


男性のガンは平べったい形だったので
ESDという特殊な治療を行いました。


平べったいとワイヤーを使って切り取るのは難しい
そこでESDが登場、粘膜の下に生理食塩水などを注入
ガンを持ち上げてから、電気メスを使って
ガンを剝がしとっていくのです。


内視鏡治療以外では手術となります、開腹手術か
腹腔鏡手術というものがあります
進行がんに対しては手術が第一選択肢となる。


放射線や抗がん剤治療も選択肢としてある
抗がん剤治療は手術をする前に小さくしたり
手術が出来ない状況で治療をする。


放射線治療は手術できない場所のガンに行う
症状緩和の目的でやっています。


大腸がんを早期に発見する方法

山形県では早期発見率が多い県、ある女性は
これで大腸がんがわかった、その女性が行った検査は
便潜血検査です。


ガンがある時は、便にこすれて血液がついてくる
その便を調べるというものです。


1回じゃ血液がつかない場合があるので
2日分の便を検査する、女性は1日目の便は陰性で
2日目の便は陽性、なので検診を受けに行くと
1㎝の大腸ポリープが見つかった、そしてワイヤーで
焼き切り治すことが出来ました。


山形県が早期発見率が多いのは、土日検診をしているから
さらに長井市では、便潜血検査のキットを送っている
希望をしていない人にも送られています。


しかし便潜血検査で陽性となっても精密検査を
行ってない人は多い、そういう場合は電話で
検査を勧めたりしている。


こういう地道なことをして、精密検査の受診率は
10%も上げる事が出来ました。


便潜血検査で1日目の便に血液がついている場合
大腸がんの可能性は2%~4%といわれています
思った以上に高くないですね。


検査費用なのですが
健康診断や人間ドックのオプションで500円から2000円
自治体からだと、無料か数百円で検査できる。


大腸がんの精密検査とは?

大腸内視鏡検査のことを言います、検査の準備は前日から
大腸を空にする必要がある、お粥などを食べる。


夜には下剤を飲む、そして検査当日、5時間前から
再び下剤を飲む1時間から1時間半かけて2リットル程度
そして、飲んでトイレに行くのを繰り返す
人によるが2時間半ほどで大腸の内容物はほとんど出ていく。


それから検査ということになります
検査前の時間が多くかかりますが、検査自体は
それほど長い時間ではない。


大腸内視鏡検査最大のメリットは、精密検査と
同時に治療も行えるという点ですね
費用は6000円程度です。


大腸内視鏡検査以外の検査では
CTコロノグラフィーという検査があります
大腸を空にして、それからガスを入れてCT撮影
平べったいポリープは見つけにくいという事で
ポリープが見つかっても、すぐにとってくれる
という事が出来ない、という事がデメリットです。


大腸がん予防は?
先ほどの大腸がんの治療に成功した男性、再発予防の
為に何をしているのかというと、まずは運動から
はじめていきました、ジョギングやウォーキングです。


普段運動している人と、していない人では
大腸がん発症リスクは3割も変わる


次に食事、肉中心から野菜多めの生活にしていった
食物繊維の量が10g未満だと、大腸がん発症の
リスクが高く、10g以上だとリスクは低めとなっている。


食物繊維を摂取する事で、腸内細菌のエサとなり
善玉菌を元気にしてくれる
食物繊維は海藻類や野菜、果物に含まれています
様々な食材をたべましょう。