チョイスかわら版

NHKで放送されているチョイスの特集を記事にしています。

加齢黄斑変性を予防するには?

健康関連の番組の最新情報がこのサイトに

あるので、よかったら覗いてみてください

文章は下手なとこあるけど、わかりやすく伝えようと

しているとは思います(笑)

健康関連番組の紹介ブログ

加齢黄斑変性症、50代から要注意!
2017年4月15日放送のチョイス、今回は
加齢黄斑変性の特集、現在急増中の目の疾患です
どのように気を付ければいいのでしょうか?



目次

加齢黄斑変性って何?

77歳の男性、加齢黄斑変性の症状が出たのは去年
ゴルフをしていた時、ボールを打とうとしたら
ボールが歪んで見えた。


それだけではなく風景が歪んで見えたり
階段が波打つように見えたりという事が起こっていた
しかし男性は深刻に捉えていなかった
メガネが合わなくなったと自分で思っていたのです。


しかし、メガネを変えても変わらなかったので
病院へ行くことにしました。


そして診断の結果、眼底に異常が見つかりました
大至急詳しい検査をすることをすすめられ
大きな病院へ行くことに。


蛍光眼底造影検査をしました、これは眼底の
血管の状態を調べる検査
次に行ったのがOCT検査、眼底の状態を断面で調べる
その結果、加齢黄斑変性と診断された。


加齢黄斑変性というのは、網膜にある黄斑
という部分に障害が起こることを言います
黄斑というのは、見る機能が集まっている場所です


男性の黄斑の部分に新生血管が見つかった
これがあるおかげで、黄斑が盛り上がっていた
滲出型の加齢黄斑変性でした。


新生血管はもろいため血液や水分が漏れる
そのため黄斑が盛り上がってくるのです


萎縮型というのもあり、黄斑部が傷んできて
網膜の細胞が段々なくなっていく、進行はゆっくり。


加齢黄斑変性が進行してくると、社会的失明といい
ずっと物が歪んで見えたり、中心が見えない
というような状態になってしまう
完全な失明というわけではない
また片方の目だけ発症してしまうと見つけにくいのも難点。


先ほどの男性のチョイスは、目に注射をする事
抗VEGF注射というものを打ちました。


抗VEGFというのは、VEGFというタンパク質があり
これは新生血管の発生や成長を助ける役割がある
これを抑える注射の事です、これで進行を防いでいく。


注射を打っていくと、波打つ状態はなくなり
物は若干見えやすくなったとのこと。


治療費ですが、保険適用で3万円から5万円
高額療養費制度適用だと、1万円から4万円で出来ます
治療は継続的に行っていく。


早期発見が重要になってくるのですが
そのために、アムスラ―チャートというものがある。


碁盤の目のような画像で、真ん中の部分に
黒い点がある、この黒い点を片目でみる
これで、線に歪みがないか?視界の欠けがないか?
というのをチェックしましょう、30㎝程度離して見る。
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歪みが見つかったらまず検査をしましょう。


加齢黄斑変性もう一つの治療法

62歳の男性、加齢黄斑変性になったのは2011年
症状は前出の男性とほとんど同じです。


治療法も同様に抗VEGF薬の治療をしていたが
その効果が段々と悪くなってきた
そこで新しい治療として、PDT
光線力学的療法というものをチョイス。


薬品とレーザーを使って治療する、光に反応する
薬品を静脈注射、それからレーザーで黄斑部を照らし
薬品が光に反応して新生血管を抑えるという治療法。


62歳男性は見えない範囲が小さくなってきたようです
視界も安定してきているとのこと。


ただし注意点もあります、それは強い光
薬品が体内に残っている間は、太陽光や発熱球が
皮膚に影響を与えるというのです


外出する際は光を防ぐ対策をしましょう
5日間ほどで薬品は体から出ていきます。


抗VEGF薬が効きにくい人に選択される治療法です
治療は1回11万円で、高額療養費制度では
1万円から10万円となっている。


レーザー光凝固という治療法もあるが、これは光の
力が強いため正常な血管も焼きつぶしてしまう
なので、黄斑の中央から離れた位置に新生血管が
出来ている場合にのみ適用される治療です。


加齢黄斑変性、こんな人は要注意?

・50歳以上
・喫煙
・肉が好き
・肥満気味
・高血圧
・血縁者が発症
という方は気を付けた方がいいです。


62歳の男性はさらに食生活の改善も行いました
加齢黄斑変性を進めるものにドルーゼンという
物質があります、これを抑えるのが緑黄色野菜


緑黄色野菜を意識して食べる事で、ドルーゼンの
発生を抑える事が出来ます。