チョイスかわら版

NHKで放送されているチョイスの特集を記事にしています。

膝の痛みを解消する方法を紹介、重要なのは運動

健康関連の番組の最新情報がこのサイトに

あるので、よかったら覗いてみてください

文章は下手なとこあるけど、わかりやすく伝えようと

しているとは思います(笑)

健康関連番組の紹介ブログ
2016年11月19日放送のチョイス、今回は
解消!ひざの痛み
ひざ痛は今や数千万人が悩んでいる状態です
最新の解消法は出てきたのでしょうか。

 

目次

50歳以上の2人に1人のひざの病気って?

75歳男性、5年ほど前からひざに違和感を感じるように
趣味はゴルフ、ひざの痛みを感じたのは登山中でした。


下山の時に痛みが出たそうです、最初は筋肉痛だと
思い貼り薬をはっていた、その後も運動は継続
しかし2年後にひざがはれるようになり、整形外科で
水を抜き始めるように、2週間に1回。


それから頻度は1週間に1回になっていきました
1年間関節液を抜いていた状態でした
その後は日常生活にも支障が出るように。


そこで大きな病院で診察をすると、軟骨が部分的に
消失している状態だったのです
つまり軟骨がすり減った状態。


ひざ関節の軟骨は、骨同士がすり減らないためにあり
それが加齢によって少なくなっていく
これがよく言う、変形性膝関節症です。


ひざ関節の軟骨が無くなっていくと、ひざ関節の削りかすが
出てしまい、それを排除するため滑膜から
関節液というものが出ます
これがいわゆる膝に水が溜まる状態です。


変形性膝関節症と診断されたので、今後は
運動は出来なくなってしまうのでしょうか?


変形性膝関節症で悩んでいる人は2400万人
男性は800万人で、女性は1600万人
女性の方が多いのです。


変形性膝関節症の原因ですが
まずは肥満、そしてO脚、加齢や筋力低下が考えられる。


膝軟骨は厚さが4mm程度あるようです、年齢を重ね
劣化してしまう、すり減ってしまうと自然には再生しない
筋力低下も重要で、歩く時にはひざ関節には大きな
負担がかかる、筋肉はそれを和らげる役割がある。


O脚だと骨までO脚になってしまい、ひざの内側に
負担がかかり内側だけの軟骨がすり減っていく
肥満は体重が重いため、ひざ関節に負担がかかる。


ひざにかかる負荷というのは
・歩行で体重の2倍から3倍
・階段で体重の3倍から4倍
・ジャンプで体重の7倍
ひざに負担がかかるというのです。


最近では脂肪細胞もひざ関節に悪さをしているというのです
脂肪細胞から出ている物質が炎症を起こすのです
内臓脂肪から出ていて、軟骨で炎症を起こすと
軟骨にダメージが出てしまう
内臓脂肪から出ている物質をアディポカインといいます。


関節に水が溜まることを関節水腫といいます
軟骨がすり減ると、削りかすを滑膜が異物として
排除しようとする、そのために関節液を分泌し
関節が腫れあがるのです。


ひざ関節の水を抜いてもまた同様にたまってきます
痛みは少し和らいでくるが、水を抜いてから
ヒアルロン酸やステロイドを注入する
炎症を抑えてくれる。


ですがこれは根本的な治療ではないんです・・・・
男性はどういうチョイスをしたのでしょうか?


それは手術でした、骨切り手術というもの
骨切り術はO脚を矯正するために行われます
脛骨というすねの骨の一部を切り、切った部分を
くさび上に広げ、広げた部分は人口骨を入れて
その上からボルトやプレートで固定します
これでO脚を解消できました。


男性はこれで痛みが無くなりゴルフも楽しめるように
登山も楽しめるように足の筋力を鍛えています
骨切り術をできる条件というものがあります。

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手術時間は1時間半程度で済むようです。


更に軟骨がすり減った場合は人工関節置換術を推奨
・対象は65歳以上
・入院は3週間程度
・和式生活が困難になる
手術後の感染症に注意しないといけない。

もう一つの人工関節置換術って?

81歳女性、人工関節置換術の手術を受けました
歩いたりするのも問題なく日常生活は困ることはない
しかも正座までできるんです人工関節だと
ダメなのに・・・どうしてか?


なんと部分的な人工関節というものがあるのです
単顆型人工関節置換術という手術を女性は受けました
ただし耐久性は全置換よりもよくない
この単顆型人工関節置換術にも条件があります。


治療で重要なのは、早めに自分のひざの状態を
確認してもらうためにも整形外科へ行く
X線やMRI、関節液の検査などがあります。
関節液の検査は、別の病気を見つける事も出来る
関節リウマチなどです。

最新のひざの検査

東千葉メディカルセンターにある、MRIなんですが
検査時間は片膝で30分も行います
MRIマッピングと呼ばれる解析ソフトで見て
軟骨のある物質を診ます。


そこでわかるのがプロテオグリカンという物質
関節の軟骨の中に水を引き付ける作用があり
加齢で軟骨に水をためておけなくなって
機能が落ちてしまう。


この検査を受けることで、軟骨がすり減る前に
調べておくとプロテオグリカンの量を知ることができ
予防という意味でもいい検査ですね。


また自分でできる事をする必要があります
肥満解消や筋肉をつけるという事は自分でできますよね
ひざの痛みの改善には運動は重要です。

自分で出来る簡単な運動

・脚上げ運動
仰向けになり片膝を立て、もう片方の足はまっすぐのばし
つま先を天井に向ける
10㎝から20㎝ほどあげ、5秒間静止してゆっくり下ろす
これで大腿四頭筋を鍛えることができる。


・横上げ運動
床側の足を曲げて、もう片方の足をまっすぐ伸ばす
10㎝から20㎝あげて5秒間静止してからゆっくり下ろす
太ももの外側の外転筋を鍛えることができる。
どちらの運動も目安は1日に片足10回ずつ行おう


・ボールはさみ運動
ボールを太ももで挟み5秒間静止し力を抜く
これで内転筋を鍛えることができます、これも1日10回を
目安に行いましょう。