チョイスかわら版

NHKで放送されているチョイスの特集を記事にしています。

疲労の原因はストレスだけ?寝ても取れない疲労の原因は?

健康関連の番組の最新情報がこのサイトに

あるので、よかったら覗いてみてください

文章は下手なとこあるけど、わかりやすく伝えようと

しているとは思います(笑)

健康関連番組の紹介ブログ
2016年11月5日放送のチョイス、今回は
あなどれない疲労、という特集
朝起きても疲れが取れていない、なんていうのは
よく聞く話じゃないでしょうか?
きちんと疲労を取る方法ってあるのか。

 

 目次

 

仕事による疲労

Aさん男性、疲労を感じ始めたのは2年前
多くの仕事を任され、忙しい時には始発で
会社に向かい、帰りは終電がなくタクシーで
帰るほど忙しい状態でした、もちろん睡眠も
ままならない状況。


1日の睡眠時間は3時間から4時間程度しか
寝ていなかったそうです、次第に睡眠不足から
集中力がなくなり残業がさらに増加、睡眠時間は
さらに削られていく、そして疲労は増す一方。


眠気覚ましに栄養ドリンクを飲んだりしたが
全く効果なし、その状態で仕事を続けミスも多くなり
段々と会社へ行くのも嫌になってきた時に
身体に異変も感じるようになったのです、それは動悸
常に心臓がどきどきしている状態だった。


疲れは体からのアラーム信号である、簡単にいえば
心身共にストレスがかかった状態です
ストレスってこういう風に分けられている

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Aさんはどういうチョイスをしたのでしょうか?
疲労専門外来の受診をしました、問診をしたら
明らかに披露しきっているのが先生にはわかり
睡眠時間も少なく、質も悪くなり
寝ている途中で目が覚めたりしていて、これは
睡眠障害だった。
1か月間自宅療養を指示されました

睡眠をとらないとなぜ疲労がたまるのか?

疲労に関係しているのは、脳の中の自律神経の中枢
心臓の鼓動や呼吸、体温などを調整してくれる
自律神経の中枢の細胞は、日中の運動や仕事で
発生する活性酸素に傷つけられてしまいます。


この細胞の傷が疲労の正体、疲労因子FFという
タンパク質が増加、この時疲れたというアラームを出し
身体に休息を求めます。


この細胞の疲労を回復させるのが、疲労回復因子FR
睡眠中に最も増加する。


しかし睡眠が十分にとれない状態では、FRが十分に
働いてくれなくて疲れは取れない。


まずAさんは規則正しい生活、そして7時間以上の睡眠を
とるように言われました、1週間後には
心と体にはすっとして職場に復帰し、仕事の量を
セーブしながら働いているとのこと。


疲労がたまり続けることで起こる病気に挙げられるのが
・脳卒中
・心筋梗塞
・狭心症
・メンタルヘルス障害
血管系の疾患が多いですね・・・


後ねだめ、これは疲労を土日に回復させればいい
という考えでやってしまいがちですが、結果的には
疲労は回復されているが、おすすめは出来ない
きちんと睡眠を決まった時間とる方がよいとのこと。


十分疲労をとっても、1か月以上疲労が続く
という状態であれば医療機関を受診するように。


世の中便利なもので疲労度計というものがあり
自律神経の状態を見る事で疲労度を数値化する機械。
家庭用は発売はされていない。

疲労度セルフチェック

このようになっています

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結果はこうなっている。

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疲労解消法に効果的な鶏むね肉、イミダゾールジペプチドが
多く含まれている、疲労回復物質です
赤みの魚にもイミダゾールジペプチドが含まれている。


クエン酸は活動するためのエネルギーとなる
お風呂は身体を温める事で血液の流れがよくなるため
森林浴は緑の香りによるリラックス効果がある。

十分寝ているのに疲れが取れない・・・

39歳男性、疲れに悩まされていたのは3年前ほど
開業して間もないので、一生懸命仕事をして
気づかいなどもして疲労していた。


睡眠時間はかなり取れていたが、朝起きても疲れが
とれているという実感がなかったとのこと。


そこで男性は血液検査をしてみることにした
すると甲状腺機能に問題が見つかりました。
TSHと、Free T4という項目。


甲状腺からは甲状腺ホルモンが分泌されている
これは活動に必要なエネルギーを作り出す
大切なホルモンです。


TSHは甲状腺ホルモンを出すための指令が
脳から出ているかを示す値、Free T4は
血液中の甲状腺ホルモンの量を示す値。


男性の場合、TSHは健康な人の40倍
FT4は基準値以下となっていた。


これは甲状腺ホルモンが十分に出てないため
脳から甲状腺ホルモンを出せという指令が出ているため
あのようなTSHの数値が大きくなっていた
これは甲状腺機能低下症という病です
主な症状はこうなっている。

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男性はこのため、睡眠を十分にとっていても
疲労が抜けなかったのです、その後甲状腺ホルモン剤を
服用すると疲労はだんだんとなくなっていった。


疲労を感じた時どこの科に行けばいいのか
悩みますが、まずは内科へ行き原因がわかると
専門医へ、原因がわからない場合は
総合外来や疲労専門医へ。


慢性疲労症候群という病がありますが
疲労のせいで日々の生活に支障が出ている状態を言い
それが半年以上続いている、症状はこうなっている。

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24万人から36万人がこの症状になっていると
推計されています。


慢性疲労症候群を見極める方法として、脳検査で
脳幹に腫れがあるという事がわかってきたのです。


どこの疾患かというのも、アメリカで議論され
結果、脳神経系の疾患となり、複雑で深刻な病気と
理解して診断、治療をする必要がある
そして将来は、客観的なバイオマーカーで診断すべき
という事が言われた。


治療法は現在免疫力を高めるという事に重きを置き
漢方、そして規則正しい生活から治療を始めるようです
次に酸化ストレスを抑える食事をする、ビタミンC
イミダゾールジペプチドなどの事ですね。


現在開発中ですが、脳の炎症をとる薬も
研究がされているようです。