チョイスかわら版

NHKで放送されているチョイスの特集を記事にしています。

鼻づまり、中には危険な病のサインの場合がある

健康関連の番組の最新情報がこのサイトに

あるので、よかったら覗いてみてください

文章は下手なとこあるけど、わかりやすく伝えようと

しているとは思います(笑)

健康関連番組の紹介ブログ

2015年8月1日放送のチョイス、本日は侮れない鼻づまり。
酷いと本当に呼吸をするのも苦しいですよね、鼻が詰まっていると。
また鼻づまり程度、という事で病院に行かない事が多いですよね。
ですがこれは危険です。

目次

 

鼻づまりで最も多いケース

39歳男性、鼻づまりは元々あり、鼻水は出なくて
鼻の奥で詰まっているのが続いている感じ、空気が通りにくく
苦しいというのを何年も付き合っているようです。
もう治らないとあきらめていました・・・・

 

ですが1か月前に風邪をひいたことで鼻のトラブルに・・・
色が濃いたんと鼻水が出てきました。
更に左ほほに痛みも感じ、そこで耳鼻科へ行きました。 

 

風邪でしたが耳鼻科を選択した理由は鼻水の色。
とても濃い色の鼻水が出たので、これはただ事ではないと
また、1週間たっても症状がよくならないという事で耳鼻科を選択。
その鼻水と痛みの正体は副鼻腔炎です。

  

副鼻腔炎とは、副鼻腔という鼻の横にある空洞が炎症を起こし
そこに膿が出て痛みに襲われるという病です。
その後39歳男性は、飲み薬で治療をしました。
3日後には鼻の通りは楽になり、治ったようです。 

 

副鼻腔というのは顔のこれだけの範囲にあります。

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副鼻腔炎になる原因は、風邪がきっかけだったり
プールでばい菌が副鼻腔に入ったり、という事があるようです。

  

副鼻腔の役割って
吸い込んだ空気を温め加湿する、という役割がある。
吸い込んだ空気をよりいい状態にする、という事ですね。
他にも頭への衝撃を和らげる、という事も。 

鼻づまりが長引くときは耳鼻科へ行きましょう

  

鼻うがいというのがありますが、これをやるのはいいこと
なんだそうです、ばい菌などを洗い流してくれる作用があるので。

  

副鼻腔炎が重症化すると大変!

34歳女性、最初の異変は20歳の時、冬に電車に乗ると
寒い気温の所から、暖かい気温の所へ行くと
呼吸が苦しくなり、せき込むようになったそうです。

  

更に鼻づまりも同時期に出始めたようです。
それからはいつも鼻が詰まっている状態に。
まず呼吸器科に行って咳のことを診察してもらうと
咳ぜんそくと診断されました。

  

咳ぜんそくというのは、気管支に炎症が起こり狭くなった状態。
喘息の一歩手前の症状です。
せき込んだときは、薬で抑えることが出来ました。

 

しかし鼻づまりは治らず、味もにおいもわからない状態に。
甘い、しょっぱい、辛いくらいしかわからなかった
そうです。
しかもこの方は当時の仕事はパティシエ、味やにおいが
わからないと話にならないので、仕事をやめることに。

 

その後はいくつもの耳鼻科に通いましたが、わからずじまい。
ですが知人から教えてもらった、JCHO東京新宿メディカルセンターへ行くことに。
そこで検査を受けると、副鼻腔のサイズが小さくなっています。
そこにはたくさんの膿がたまっている状態に。
慢性の副鼻腔炎でした。

  

そこで内視鏡を使って副鼻腔にたまった膿を取り出す手術をしました。
溜まった膿を取り出したら、鼻づまりも改善されました。
退院して1か月たったころに、ふとコーヒーの香りがして
その匂いは何年ぶりかなと、いうくらい久しぶりで
とても幸せな気分になったそうです、咳ぜんそくも緩和され
ぐっすりと睡眠もとれるようになりました。 

 

なぜ味覚が悪くなったのでしょうか?

実は嗅覚と味覚は密接な関係があるようで、微妙な味覚の
判断をするところが、嗅覚にはあるのかもしれません。

  

せきぜんそくもあったといいますが、最近では
好酸球性副鼻腔炎という言い方をするそうです。
せきぜんそくを併発する場合があるようです。
また、アレルギー体質の方は副鼻腔炎にはなりやすいとのこと。

  

慢性副鼻腔炎がひどく手術をする場合、費用はというと
35万円だそうです、保険適用で1週間ほどの入院も必要。

  

副鼻腔炎が重症化すると大変! その2

42歳女性、幼いころから鼻づまりに悩まされてきました。
鼻で呼吸ができないので口で呼吸するという事をしていると
食事中はとても苦しかったとおっしゃっていました。

  

当時の食事は柔らかいものが中心でした。
パンやお粥など・・・
ある日突然異変が・・・ひどい頭痛、歯の痛み、左の奥歯。
歯医者へ行きましたが、歯を抜いたほうがいいと言われ
歯を抜きました。

  

歯の痛みはなくなりましたが、今度は口も含めた顔の左側奥の全体が
痛みだし、さすがにおかしいと思い耳鼻科へ。
画像診断の結果、原因は鼻にあるという事がわかりました。
左の副鼻腔に膿がたまっていました、慢性副鼻腔炎ですね。

  

更に何か塊のようなものが移っていました、これはアスペルギルス
というカビの1種で、鼻の奥で繁殖していたようです。 

なぜ鼻の中でカビが広がったのか?

これは免疫機能の低下が招いたことだそうです。
子供の時の満足な栄養を取ることが出来なかったので
免疫機能が低下している状態だったのです。
そのためカビを撃退することが出来ませんでした。

  

ですが内視鏡の手術をしたことで症状は回復。
以前は出来なかったことで、しっかりと食べ物をかんで食事が
できるようになりました。 

 

カビに関してですが、普通の人はカビが生えることはないです!
免疫機能が落ちている人がなるようで、他にも糖尿病の方も
カビが生えたりする可能性があるようです。

  

副鼻腔が原因ではない鼻のつまりを解決する方法とは?

50歳女性、40年以上鼻づまりに悩まされていたそうです。
寝ているときに鼻が詰まり、息が苦しくなり起きてしまう。
熟睡はできている感じではないと。

  

複数な治療を受けたようで、はじめはレーザー治療をして
劇的によくなった印象がありましたが、数年で元に戻るという
事なので、再び鼻づまりに襲われました。

 

違う治療を今度は選びました、それは市販の点鼻薬です。
その場ですっと楽になるので1日2回から3回と言われているのに
点鼻薬を1日7回位使っていたようです。
これがとっても良くなかった。

 

そこでさらに病院へ行くと、この点鼻薬の使い過ぎが
逆に鼻を詰まらせていると。
肥厚性鼻炎という状態に陥っていたそうです。

  

まずこの50歳女性は何が原因で鼻づまりを起こしているのかを検査。
そしたら、鼻筋の所にある鼻の軟骨がS字状に曲がっていたんです。
鼻中隔わん曲症という病気でした。

 

治療法は鼻の軟骨を治す手術です、曲がった軟骨の一部を取り
まっすぐにします。
その後鼻の具合はスカッとしたようです。

  

軟骨のわん曲というのは、先天的なものでもなく
成長の過程で、大脳が発達するときに
段々と曲がるようです、それがひどい場合は
上記のような感じになるという事です。
以上となります。