チョイスかわら版

NHKで放送されているチョイスの特集を記事にしています。

糖尿病の検査にHba1cの数値が重要となっている

健康関連の番組の最新情報がこのサイトに

あるので、よかったら覗いてみてください

文章は下手なとこあるけど、わかりやすく伝えようと

しているとは思います(笑)

健康関連番組の紹介ブログ
チョイスでやっていた糖尿病の特集をまとめました

日本人の5人に1人が糖尿病と言われている

治療をするにも、一生の付き合となる可能性が多い

病気でもあります。 

 目次

 

糖尿病とはどんな病気か?

50代男性の症例、2年前にきっかけが・・・
男性がお風呂から上がった時
男性の奥様が、足の甲が腫れているといいました。
気になり病院へ、そこで医師から告げられたのは糖尿病。

 

 

糖尿病というのは、体のエネルギー源の1つであるブドウ糖が
全身の細胞に十分にいきわたらず、血液中に異常に増えた状態のことをいいます。

 

 

もう一つ重要なのがインスリン。
インスリンは、このブドウ糖を細胞にいきわたらせるためのホルモン。
そのエネルギーで私たちは生きることができています。

 

 

この50代の男性の場合は、インスリンが働く力が弱くなっていて
きちんとブドウ糖を血液の外へと排出することが難しく
ブドウ糖が血中にたまるばかり、これで糖尿病になってしまいました。
これが2型糖尿病というやつ。

 

 

この方はお父さんが糖尿病だったので、気を付けてはいたのですが
それでもなってしまいました・・・
ここで一番大きく変わったのが食事と運動。

 

 

特に食事に細心の注意を払わなければダメ
カロリー、糖質、脂質、これらをすべて
医師の示した数値のもと食事をしないといけません。

 

 

運動も毎朝ウォーキングをしたりしますが、
そのような努力をして、体重が10キロ減りましたが
なかなか糖尿病がよくなりません。

 

 

そのためすい臓の働きをよくする薬も飲んでいるとか。
なので、良くするという事よりも現状維持を目標に。
という事をこころがけているようです。

 

 

2型糖尿病の他にも1型糖尿病もあります。
続いて30代男性、5年前に糖尿病を発症。
きっかけは風邪で吐き気がするような症状だったみたいで
かかりつけの病院へ行くと、お医者さんが家族を呼んでくれと
急に言いました。

 

 

なぜかと聞けば
糖尿病だと、そして総合病院でしか治療ができないと。
その理由は血糖値が異常に上昇していたから。

正常な人の血糖値って110mg/dl以下なんですが、415にも・・・

 

 

健康診断などでは正常だったのに、ある日突然糖尿病に。
この男性は、終わった・・・って思ったそうです。
お子様も1歳と2歳の子供がいてましたし。
今後どうしたらいいんだろうと考えるばかりでした。

 

 

1型糖尿病、インスリンを作るすい臓の異変が原因。
ある日突然インスリンを作らなくなったんです。

そして細胞が糖を取り込めず、血液中にブドウ糖が増えていきます。

 

 

そして食事の度に、インスリンを自分で投与しないといけません。
ご飯の量も考え、インスリンの投与量も自分で判断しないとダメ。
こっちもこっちで大変です・・・・

 

 

血糖値とどう上手に付き合っていくのか?これが
糖尿病との戦い。
糖尿病の診断の値というのはこう。

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これらを上回っていると糖尿病の可能性が。

 

 

糖尿病が起こす体の異変とは?

1番目の方の足のむくみは、腎臓が働いていなくて
水分を排出してくれないんですね。
こうなると透析治療というのをやらないといけません。
糖尿病を患っている5人に2人は透析治療をしています。

 

 

血液に増えすぎた糖は、血管を傷つけ
細い血管が多い腎臓を傷つけるんですって。

 

 

他にも異常が・・・
朝ウォーキングをしている時、左目が墨汁をたらしたように
黒くなったんだとか。

 

 

これも糖尿病の影響、目の奥の毛細血管が
糖尿病のせいで血管が裂け出血していたという事です。
これは怖いですね・・・突然こうなるわけですから。

 

 

各病気の発症データがこれ。

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糖尿病予備軍も見逃せません、動脈硬化にもなりやすい。

合併症を防ぐ秘策とは?

先進的な治療を行っているのが富山県。
富山県立中央病院では
糖尿病教育入院、というのをやっていまして

10日間入院して糖尿病について、徹底的に勉強。

 

 

ここで食材の糖質や栄養価などを学び、自宅でそれを活かす。
学んでいくプログラムがこういう感じ。

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これをやった人が、運動も全くしていない人が
食事を改善しただけで血糖値が下がったという人もいてるようです。
約6割が大幅に改善したという話です。

 

 

糖尿病の患者数がこれだけいるんですが
治療を受けてない人もこれだけいます!

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新潟県魚沼市では、プロジェクト8というのをやってます。
どういうものかというと、血糖値はもとよりもっと注目する部分が・・・
それはhba1cというデータ。

HbA1cって、過去1、2か月間の平均的な血糖値がわかるように

なっているんです。
その数値が高い人たちに合併症が多いというデータも。

 

 

HbA1cを見ることでなぜわかる?

何でわかるのかというと
血液中のブドウ糖は、1部が赤血球とくっつきます。
ブドウ糖は赤血球に取り込まれると、HbA1cという物質が増えていきます。

 

 

赤血球の寿命はおよそ4か月とされていて、血糖値が高い
状態だと、それだけブドウ糖も多いので、赤血球に取り込まれ
HbA1cが多くなっていきます。

 

 

この赤血球に取り込まれたHbA1cを調べると、過去1、2か月間の
血糖の状態がわかるとされています。

 

 

なので、hba1cのデータっていうのはかなり重要。
プロジェクト8は、hba1c8%以上の人を見逃さない。
という意味だそうです。

 

 

健康診断で行われる血糖値の検査との違いは?

データをご覧ください。

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健康診断で行われる血糖値の検査は、その日だけしかわかりません。
ですが、HbA1cの方がより詳しくわかるという事ですね。

 

 

もう一つ画像をご覧ください。

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6.4%から糖尿病、7%を超えると合併症のリスクが高いと言われてます。

 

 

最初の方、50代男性の方はHbA1cの値が11%も!
だから、合併症が起こっていたんですね。

 

 

プロジェクト8というのは、糖尿病のHbA1cの数値を8%以下にするという
取り組みだったんです。

 

 

市の医療機関が協力をして
プロジェクト8をしたことで、hba1cの8%以上の
数値を持った人が154人も減少したんだとか!
素晴らしい取り組みですよね。

 

 

hba1cの検査はどこでもやっているようですが、予め
この検査をしてほしいといえばやってくれるみたいですよ。
1年に1度程度でいいとも言ってました。

 

 

プロジェクト8もう一つの取り組みとは?

それは運動、ストレッチ、筋トレ、有酸素運動をメインとしてやっています。
だけどそれだけでは少々つまらなくもなったりするので
運動教室では、体の動きが改善し、効果を実感できるという事を
念頭に置いてトレーニングをしています。

 

 

仲間と一緒にやり遂げたりするというのは大切ですよね。
この体操教室には400人もの方々が参加しているそうですよ。

 

 

他にも医師の方を招いて勉強会などを市の施設で行ったりと
魚沼市は精力的に行っています。

 

 

Hba1cを簡単に受ける検査とは?

東京都では、薬局にHba1cの検査が簡単に受けることができると。
どうしてかというと、その器械が薬局に置いてあるから。

 

 

これで気軽に受けることができるので、早期に
糖尿病を発見することができます、1000人以上がこれで
糖尿病を見つけることが出来たとも。

 

 

早く見つけることによって、合併症などのリスクも
減りますし、治療もあまり苦しいものとなることは
ないのでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。